- 投稿日:2025/01/11

私は新卒で地方銀行に入社しました。
私の営業スタイルは口コミで新規を広げてキャッシュフローを改善する融資を提案する法人融資(保証協会融資を徹底的に調べる)が中心でした。ただ、一般的に銀行員はノリで借りる借りない話をする人も多いので、どちらかというと異質のスタイルでした。
1店舗目で入社3年以内に与えられる新人賞をとり、そこそこ成績も出ていた方だとは思います。この入賞を受けて法人営業では1年強しか在籍していませんでしたが、違う店舗へ異動することとなります。
別支店へ異動した際に、エースと呼ばれる営業Fさんがおり、Fさんが別の方の退職の関係で一時的に2地域を持っていたため、そのうちの1地域を任されることになりました。
一通りお客さんと挨拶して回った印象として、なんとなく銀行に対して信頼感がない感じを受けていました。そのうち打ち解けてくるかなと思い営業活動していましたが、ある日のことです。
お客さんの中にOさんという女性経営者の方がいました。女性経営者といっても、ご主人が元々自営されていたが亡くなってしまったため、事業を奥さんで引き継いでなんとかやりくりしているという状態の方でした。

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