- 投稿日:2025/01/12
- 更新日:2025/01/12

🗣️ 「語彙力が多いのがエエんちゃうの?」
そう思うてる人、多いんちゃうやろか。
「語彙力は教養の証」とか、
「豊富な言葉が説得力を生む」なんて話、よう聞くしな。
でもな、ほんまにそうなんやろか?
落語を通じて、気づいたことがあるんや。
それは、「語彙力」よりも「言い回し力」が
大事ってことやったんやわ。
🌟 語彙力より大事な「言い回し力」
落語家さんって、語彙がめちゃくちゃ多いように思えるけど、
実際に聴いてみると、そんなに難しい言葉は使こうてないねん。
代わりに、同じ意味でもいろんな「言い回し」をして、
お客さんを楽しませてるんや。
🎭 言い回しの魔法:同じ内容でも違う響き
たとえば、「お腹が空いた」を:
🔑「腹ペコやわ〜」
🔑「胃袋がグーグー言うてるで」
🔑「ご飯が待ち遠しいわ」
こんな風に、シーンや相手に合わせて言葉を変える。
イメージが湧きやすいやろ?これが「言い回し力」の力やねん。
🌟 寄席で見える「仕込み」の力
落語家さんの言い回しの巧さには、実は「仕込み」があるんや。
寄席で何度も演じる中で、ウケた言葉やフレーズが蓄積されていく。
それを次の高座でまた使う。これを繰り返すことで、
磨かれた「言い回しの宝庫」ができるんや。

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