- 投稿日:2025/01/14

はじめに
私の父は長年、バス運転手として働いてきました。
その背中を見ながら育った私にとって、
彼の仕事は家族の生活を支えるだけでなく、
私の価値観や人生観にも大きな影響を与えてくれたものです。
この記事では、父がバス運転手として働く家庭で育った子供の視点から、
日常の苦労や喜び、そして
バス業界の未来について考えてみたいと思います。
1. 子供時代に経験した苦労
1.1 父の仕事が生活に与えた影響
私の幼い頃の記憶の中で、父と朝食を一緒にとったことはほとんどありません。
父はいつも早朝5時くらいに家を出発し、
私が目を覚ます頃にはもう仕事に向かっていました。
夜も父の帰宅は23時過ぎぐらいと遅い時もあり、
私は寝てしまうことがほとんどでした。
私がベッドに入ってウトウト眠りにつきそうになっている時に、
ようやく帰宅する父の響きわたるバイクの音が思い出されます。
特に小学生の頃、
運動会や発表会で父が来られないことも多く、
「どうして他の家のお父さんはいるのに、私の父はいないの?」

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