- 投稿日:2025/01/19
- 更新日:2025/09/29

Illustrious系モデルでOpenPoseが効きにくいと言う話を聞いて実際にやってみると全然効かなかったので、効かせる方法を見つけたので共有します😊
ほんとメモ的な記事になりますのでOpenPoseって何?とかは今回は説明無いです。ご了承ください🙇
では早速。
1.事前準備
1.StableDiffusionが動く環境を準備しましょう。
自分はStableDiffusion Forgeを利用しているので最初から色々拡張機能が入っているので今回利用するControllNetが入った状態です。
必要に応じてControllNetが利用できる状態にしましょう。
2.OpenPose用モデルをダウンロード
「openpose_s6000.safetensors」をダウンロードします。
※ファイルサイズ2.5GBのやつ。Illustrious系モデル用に調整されたもの見たい。
3.モデルを配置
ダウンロードしたモデルファイルはControllNet用の配置場所に置きます。
※自分の場合は「stable-diffusion-webui-forge\models\ControlNet」配下
4.StableDiffusionを起動
自分の場合はStableDiffusion Forgeを利用しています。
2.ベース画像の生成
1.Checkpointsタブから利用するモデルを選択します。
今回は「NTR MIX | illustrious-XL | Noob-XL」を利用。
2.Generationタブで生成用パラメータを設定します。
①ポジティブプロンプト:どんな画像にしたいかの指示
②ネガティブプロンプト:こんな画像にはしたくないの指示
③④サンプリング、Schedule type:生成時のノイズ除去数値計算法
⑤ステップ数:ノイズ除去の回数
⑥CFGスケール:指示の忠実度合い
⑦シード値:画像生成の起点となる数値 ※-1にするとランダム、1以上の数値を入れるとパラメータを変更しない限り同じ画像になる。今回はOpenPoseで複数回生成するので固定化する。
※パラメータなどは参考程度に
①~⑦を設定して生成ボタンを押します。すると右下に生成された画像が表示されます。
3.ControllNetの設定
1.ControllNetのチェックボックスを押して有効化し、生成した画像をドラッグ&ドロップします。
4.プリプロセッサ、モデルの選択
1.OpenPose利用の設定をしましょう。
①有効化:チェック
②PixelPerfect:チェック
③Allow Preview:チェック
④OpenPose:チェック
⑤プリプロセッサ:「dw_openpose_full」を選択
⑥モデル:「openpose_s6000」を選択
※モデルが表示されない場合はモデル選択画面の右に再読み込みボタンがあるので押してみましょう。
5.ポーズ情報の抽出
1.プリプロセッサとモデルの真ん中にある赤いマークを押してポーズ情報を抽出しましょう。
2.Editボタンを押してポーズ編集ウインドウを立ち上げる
正常に立ち上げるとベースの画像とポーズ情報が重なった状態で表示されます。
※画像が表示されない場合はウインドウを一旦閉じて、ポーズ情報の抽出→Editボタンを押すを再度実施してみて下さい。
6.ポーズの編集
1.好きなポーズにいじってみる
線の先端(○になっているところ)をドラッグすると変更できます。
今回は左手を腰に当てるように線を移動しました。
2.ポーズ情報をControllNet側へ反映しましょう。
編集完了したら「ControllNetにポーズを送信」のボタンを押します。
すると、ポーズ情報の画像が変わります。
7.OpenPoseのパラメータ設定
1.Controll Weightを変更
Weighが1だと変更度合いが大きくなりすぎて背景まで変わってしまうかも知れないので、今回は0.5に変更しました。
いざ!生成!
8.画像生成!
じゃじゃーーーん♪
ベースとなる画像(雰囲気)が大きく変わることなく、ポーズが変わりました👍
基本的な使い方は以上になります。
良き画像生成ライフを😁