- 投稿日:2025/01/20
- 更新日:2025/11/05
幼少期から始める金融教育の重要性
子どもを一生お金に困らない人間に育てるためには、幼少期からの金融教育がとても大切です。
私が親に一番感謝しているのは、お小遣いを毎日日払いで受け取るシステムを導入してくれたことです。周りの友達は1か月分をまとめてもらっていましたが、私は日割りでもらうことで「貯めて使う」という習慣を自然と身につけることができました。
お金を数える楽しさと試行錯誤の経験
定期的に貯金箱を開けてお金を数えるのが楽しみでした。欲しいものができたときは目標金額を決め、それに向けて貯蓄をするようにしていました。さらに、貯蓄スピードを上げるために家のお手伝いをしてお小遣いを増やしてもらうなど、試行錯誤を重ねる経験もできました。
自分で貯めたお金の価値を実感
自分の時間をかけて貯めたお金は、いきなりまとめて渡されたお金よりも価値が高く感じられ、その分、使い道を慎重に考えるようになります。この習慣のおかげで、自然とお金の大切さを理解することができたのです。
「おごり」「借金」「ギャンブル」の禁止
我が家では友達との「おごり・おごられ」を禁止していました。理由は、お小遣い以外に収入がない子ども同士での貸し借りが将来的に良くない影響を及ぼすからです。さらに、借金やギャンブルについても父親がルーズだった経験から、幼少期から何度も注意されて育ちました。
大学時代のギャンブルと学び
ただ大学時代には親元を離れた影響で一時的にギャンブルにハマった時期もありました。部活の先輩に誘われてパチンコ、スロットを始めましたが、収支計算や台の出玉予測、攻略法などを駆使し、バイト代わりに生活費を稼ぐことができました。その結果、免許取得費用や中型バイクの購入資金を賄えたのは貴重な経験です。
社会人生活で役立った金融教育
社会人になってからも、金融教育の効果を実感しました。超ブラックな営業会社で働いていたものの、インセンティブが出たため、売上から必要金額を逆算する習慣が役立ちました。結果として、新卒1年目で280万円の新車を現金で購入できました。
貯蓄習慣がもたらす成果と反省点
貯蓄を大切にする習慣と無駄遣いを避ける意識が身についたおかげで、30代前半には貯蓄が1,500万円ほどになりました。ただし、この頃、上司に誘われて学生時代以来のパチンコに手を出してしまい、数百万円の損失を出してしまったのは反省点です。この損失がなければさらに資産が増えていたと思います。
子どもの金融教育におすすめの方法
お小遣いを渡す年齢のお子さんがいる方は、まとめて渡すのではなく、毎日少額ずつ渡す方法を検討してみてはいかがでしょうか。その子が楽しく貯蓄できる性格であれば、さらに工夫を加えてみてください。たとえば、親がそのお金を預かり、利子を付けることで「お金が増える楽しさ」を教えるのも一つの手です。
金融教育がもたらす未来
こうした習慣は子どもの人生における財産となり、結果として「金持ち山」に最短ルートで登れるようになるでしょう。