- 投稿日:2025/01/22
長年アトピーに悩み通院を続けてきました。
良くなったり悪くなったりを繰り返し、重症の時の痒みは発狂しそうなほどで「もう気を失ってしまいたい」と生きていることが辛い状態の時もありました。
顔の湿疹が酷くなると外出するのも嫌で部屋に引き篭ったり。
掻いてはいけない、掻くと余計に悪化する、そんなの分かっているけれど掻かずにはいられない、この繰り返し。
クリニックで処方される塗り薬は魔法の様にすぐに痒みが引く訳じゃない、経口薬もそう。
アトピーになった原因も「ストレスかな」の一言で片付けられてしまう。
体調が悪いとマイナス思考になりがち。
負の連鎖で全く光が見えない、明日に希望が持てない、地獄の様な日々を過ごした時期もありました。
そんな中、コロナが終息しだした頃「愛郷ぐんまキャンペーン」が始まりお得に旅行できる機会がやってきました。
「そうだ、草津温泉に行こう」
恋の病以外は全て治るというあの有名な草津温泉へ。
自宅から車で2時間ほど、生まれも育ちも群馬なのに今まで一度も行ったことのなかった草津。
いや、もっと言うと、群馬県人なのに50数年生きてきて温泉自体行ったことがなかったわたし。
群馬には伊香保も草津も万座も、様々な温泉があるのに。
実際温泉に浸かってみると、皮膚の状態が優れない時はピリピリして刺激が強いと感じました。
ただ、お風呂上がりに必ず塗っていたステロイド剤を塗らなくても翌日肌の状態は改善され温泉効果を実感できました。
土日を使った一泊二日の温泉旅行。
長期滞在ではないけれど、たった一泊でも肌の状態が良くなってとても嬉しかったのを覚えています。
ただ、日常生活に戻るとまた悪化、の繰り返し。
そんな日々を送りながら多い時は土日3週続けて草津に通いました。
「毎日温泉に浸かりたい、アトピーを治したい」
そんな思いを抱き、現在の移住生活2ヶ月目。
もう塗り薬も経口薬も不要になりました。
アトピー肌独特の黒ずみも消え通常の肌を取り戻しました。
草津のお湯は強酸性です。
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