- 投稿日:2025/08/06
- 更新日:2025/09/29

こんにちは。イラスト副業チャレンジ中のシュンキャンです。
今回は、ストックイラストサービス「イラストAC」でイラストを1000点投稿した私の実体験をもとに、「ストックイラストってどれくらい稼げるの?」というテーマでお話しします。
まずは結論
売上は出る、でも月数万円はかなり難しい
ストックイラストに興味がある方は、誰しも「どれくらい稼げるの?」というのが気になるところだと思います。
結論を先に言うと…
✅ 売上は出ます。
❌ ただし、月に数万円の利益を出すのはかなり難しいです。
私の実績:2年で1000点投稿→月1,000円の売上
私は約2年間かけて、イラストACに1,000点のイラストを投稿してきました。
その結果、現在の月間売上は約1,000円。年間にすると12,000円ほどです。
「何もしなくても自動でそれだけ収入があるなら十分では?」と思う方もいるかもしれませんが、実際には下記のようなソフト使用料がかかっています。
Clip Studio(クリスタ)年額:3,200円
Adobe Illustrator 年額:8,700円
合計:11,900円
これは、その他の機材のことも考えるとマイナスになります。
私の場合、作業環境はiPad+Apple Pencilです。iPad本体やペンの購入費、電気代や周辺アクセサリ代なども含めれば、トータルで見て赤字と言っていい状態です。
いやいや、貴方の絵が需要に応えてないだけではと思われる方もいるかもしれません。確かに否めない部分は、ありますが、私の近々の月間のランキングは142,410人中2,942位です。つまり、上位2%に入っているにも関わらず、この売上なんです。ストックイラストの難しさを表しています。
売上が伸びにくい理由と現状の課題
1. ライバルが多い
イラストACには多くのクリエイターが投稿しており、特に人気ジャンルはすでに競争が激化。検索に埋もれやすいのが実情です。
2. AIイラストの影響
近年はAIで生成されたイラストの投稿も増加中。スピード感や量で対抗するのが難しく、人力では厳しさを感じる場面もあります。
3. 投稿を止めると売上も落ちる
最近は私も投稿をあまりしていないのですが、それに比例して売上も減少中。「ストック」とは言っても、完全な不労所得とはいかないのが現実です。しかも、イラストを書き足すにも1000点以上描いてるとネタが思いつかなくなります…。
それでもやってよかったと思えること
数字だけを見ると「やる意味あるの?」と思われるかもしれません。
でも、やってみてよかったと感じるメリットもあります。
ポートフォリオとして活用できる
作ったイラストが形として残るので、SNSやポートフォリオサイトに展開するのに使えます。後から見返すと自分の成長も感じられます。
ニッチ需要に当たれば細く長く売れる
ある程度の投稿数がたまると、意外なニッチジャンルでじわじわ売れ続けるイラストも出てきます。地味ですが、嬉しい瞬間です。
描くモチベーションにつながる
ダウンロードや「お気に入り」された数が可視化されるのは、創作の励みになります。YouTubeでイラストが使われてるのを見かけたときはホントに嬉しかったです。
反応があると嬉しくなって、次の作品につながることもありますね。
副業の練習になる
ストックイラストは、作品を作る公開する数字(収益や反応)を見るという流れを手軽に体験できるので、副業の“入口”としてちょうどいいと感じました。
在庫を持つ必要もなく、納期やクライアント対応もなし。自分のペースで進められるので、副業に興味があるけどまだ一歩踏み出せていない人には、ちょうどいい練習になると思います。
この経験が、今後なにか別のことを始めるときのきっかけになる可能性もあります。
今後どうするか?
私自身は「副業としてガッツリ稼ぐ」というより、「趣味の延長でちょっとお小遣いになればラッキー」くらいの気持ちで、今後もゆるく続けながら、他の副業にもチャレンジするつもりです。
今後の取り組みとしては…
AIでは再現しにくい、手描き感のあるテイストを強みにするSEO(検索対策)やタグ付けを工夫して発見されやすくするニッチな需要を探して投稿内容を広げるなど、無理のない範囲で試していきたいと思っています。
まとめ
ストックイラストは収益化できるけど、大きな利益は出しにくい1000点投稿しても、月の売上は1000円程度が現実
さらにソフト代に加えて、iPadやApple Pencilなどの機材費を含めるとマイナス
でも、ポートフォリオや副業の練習としては価値あり「描くことが好き」で「副業に興味がある」人には向いているかもしれません。
今度は成功内容を共有できるよう他の副業も頑張っていきます。
それでは、お読みいただきありがとうございました。
— シュンキャン