- 投稿日:2025/02/08
異食とは、食べ物ではないものを口に入れたり食べてしまう行為を指します。
異食が起きる原因は、主に次の3つがあります。
①認知機能(物を判断する能力)の低下
認知症が進行すると、物を正しく認識する能力が低下し、食べられる物と食べられない物の区別がつかなくなるため、異食が起きてしまいます。見た目や味などで「食べ物である」という認識が出来ません。そのため、手に取ったものを口に入れるという行動が増えてしまいます。
②お腹が減っている
お腹が空くことは誰にでもあります。しかし、認知症の場合は、満腹中枢(満腹感)がうまく機能しなくなるため、いくら食べても満足できず、通常よりも空腹を感じやすいと言われています。
お腹が減っているため、手に取ったものを正しく認識出来ないまま口に入れてしまいます。
③不安 ストレス 体調不良
不安やストレスなど、精神的な面が影響することで、異食が現れます。
私達が、ストレスを抱えると暴飲暴食をしてしまう傾向があるように、異食の背景にも精神的な負担やストレスが引き金となり、食べ物ではないものを口にしてしまうことが考えられます。
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