- 投稿日:2025/02/01
- 更新日:2025/10/08
本記事にアクセスいただきまして、ありがとうございます🙇
はじめに
私は、関西に本社を置く製造メーカーに勤めています。
仕事内容は、主に生産管理の仕事を行っています😳
生産管理の仕事というのは、例えば、
・将来、この商品は何個売れるのか?といった販売予測を立てる
・その予測に基づいて、商品を何個つくるのかを考える
・そのつくる数を基に、部品は何個必要かを考える
・必要な部品を外部の仕入先に発注して納品してもらう
といったイメージをもってもらえるとなんとなく分かるかなと思います☝️
例えば、椅子を1台つくるには3つの部材が必要になります。
座・背・脚 の 3つ部材で構成されています。
こんな感じで、日々、在庫の管理や不足する部品の発注を行い、
社内(主に営業)と仕入先さんと仕事をしています。
そして、私の所属するグループメンバーは、
生産管理第1課でメンバーは6名です。役職や在籍歴はこの状態です🧐私たちの会社は10~1月が非常に忙しく、
メンバ一人あたりが担当する仕入先は20~30社になります。
そんな中で、この生産管理第1課にピンチが襲来します。
ピンチ襲来
9月に入って間もなく、課長代理(A)さんが休職の状態になりました😳
突然のことで、第1課のメンバーは驚いたと同時に、
「この繫忙期どう乗り越えるの?」と不安になりました。
課長代理(A)さんを責めることはできない。かといって
会社から人員を補充されることもない状態。
1課の体制からして課長が頼れるのは「私」になりました。
心の中では、様々な感情が巡りました。
「ええー、マジかー!担当する仕入先が倍以上になるやん・・・😅」
「ただでさえ残業多いのにさらに増えてしまうで・・・😅」
「新入社員の面倒も見なあかんし、俺も倒れてしまうで・・・😅」
など
「ピンチ」を「チャンス」に!
この状況下で、
・私自身、どのようなマインドセットで挑んだか
・どのような行動をしてこのピンチを乗り切ったか
・その結果、どんな未来がまっていたのか
を具体的に解説していきます。
「ピンチ」を「チャンス」に変えるマインドセット✨
私は、新入社員時代から先輩や上司に言われてもあまりピンと
こなかったことがあります。
それが、
「ピンチはチャンスや!」
「トラブルはチャンスやで!」
という言葉でした。
しかし、今回のピンチでその真意がわかった気がしました。
それは、
「"ピンチ"は、困っている誰かを助ける ”チャンス” である」✨ということ。その結果、その人は周りから感謝され、”信頼”という大きなリターンを得ることができます。
私は、このようなマインドセットでピンチを乗り切りました。✨
・「このピンチは、自分を成長させる機会!周りのメンバーから”信頼”という対価を得られるチャンスだ!」
・「たった2~3カ月の期間限定と思って、この繫忙期を乗り切るぞ!」
・「このピンチを乗り越えた先には、高い評価が待っているぞ!」
第1課のメンバーにも自分自身にも言い聞かせていました。😊
2倍以上になった仕事をさばく方法
前述した通り、課長代理が不在になることによって、仕事が単純に2倍になり、担当する仕入先も倍になります。
具体的にはこのようなトラブルや依頼があります。
このような様々な仕事をさばくために3つの方法を特に意識しました。
①リベシティの秋山先生の講義内容を活かして、
「緊急度・重要度」で優先すべき業務を整理、優先高の仕事からこなす!
②「すべて完璧に仕事をこなす」と思わない!
できない・時間がかかる業務は得意な人・過去の経験者に期間限定で
応援にきてもらうように上司と相談する
③「回ってきた仕事を自分で止めない」とにかく「速レス」「速エスカレーション」する
①「緊急度・重要度」で優先すべき業務を整理、
優先高の仕事からこなす!
リベシティオンラインスクールで2025/01/19に配信された
「稼ぐ力を最大化!収入をアップさせる会社員の思考法」を拝聴しました。
その中の講義内容の1つに「期待値を確認:優先順位をたてる」ということを説明されていました。
営業・仕入先・製造現場・配送センターの関係者から様々な要望や課題、確認事項がでてきますので、この4象限に仕事を分類!
具体的には、このように分類して「優先高」に分類した仕事を優先に対応していきました✨
②「すべて完璧に仕事をこなす」と思わない!助けをもとめる!
担当者の休職により今までやったことのない仕事が急にふってきます。
できない・わからないことに対するストレスは結構ありましたが、そんな時には自分で抱え込まず、「”できないこと”は、できない!」とアラートをあげることが大切です✨
例えば、前任の担当者やベテランの先輩社員に「この繁忙期の期間だけ」と期限を切って応援を要請する!🙇
もちろん、事前に上司には相談します。上司もこのピンチの状況をしっているので、私が倒れたらそれこそ大変になることを把握しているので、意見が通りやすくなります。部長や部全体に相談がいき、「みんなでこのピンチを乗り切ろう」という雰囲気がうまれます!✨
③「自分に回ってきた仕事を止めない」とにかく「速レス」「速エスカレーション」する
できない・わからないこと、自分でやらなくても新入社員くんでもできる作業は、とにかく速く「エスカレーション」して、自分以外のメンバに対応してもらいます。
【メンバーへのエスカレーション時に気をつけたこと】
・まずは、「手伝ってくれて、ありがとう!」と伝える🙇
・つぎに、「いつまでに」「どんな手順で」を明確に箇条書きで伝える
・最後に、作業が完了したら直接依頼者に完了連絡をしてもらう
エスカレーション(お願い)の姿勢は、「ピンチなんだから当然でしょ」という感じは禁物です。あくまでも「ありがとう🙇」の気持ちを伝えつつ、作業指示を明確に、対応してくれる人はできるだけ完結してもらうようにする!そうすると、スムーズに対応してくれることが多かったです!
【メール・電話対応で気をつけたこと】
・「問合せを受領した」ということを早めに返信、応答する
・「いつまでに」の期日を依頼者に確認する
・電話だけではなくメールでも仕事をもらうようにする
まずは、あなたの仕事の依頼を受けましたよと返信で伝え、こちらでボールを受け取ったことを先方に伝える。相手に「対応してくれているのかな?」と不安感を与えないようにしています。
そして、優先順位をつけるために、期日を確認!
先延ばしてもいいものであれば先延ばしで調整する。
電話での依頼だけでは、ぜったいに漏れるので、メールでも仕事の依頼をもらうようにお願いします🙇
そうすることで、相手は「きちんと仕事をうけてくれるな~」と信頼してくれます✨
この対応をすることで、メンバーに仕事をエスカレーションするときにとても役に立ちます✨
まとめ
~社内評価UPにより昇格・給料UPを実現~
会社の繁忙期に発生したピンチを何とか対応し、社内外の関係者の方から私に対する信頼が爆上がりし、みんなからの信用貯金が倍増した実感があります。
「あのときは、本当に助かったよ。ありがとう!🙏」
と何度も言われました。直接関わっていない周りの関係者にも口コミで広がり、社内外ともに評価が上がりました✨
人事評価の実績にこの記事の内容を事細かに記載し、昇格・給料のUPを望みます!と、半分冗談・半分本気で周りに話してました😊
その結果、、、
「このピンチによく頑張ってくれた」と人事評価がされ、平社員→課長代理 に昇進・昇給に成功しました!😊✨
この経験を通して、
昔、先輩が言っていた「ピンチはチャンスや!」「トラブルはチャンスや!」と言っていた意味が身に染みてわかりました。
今後も「ピンチ」「トラブル」が発生したら、「はい、対応します!」と手を挙げて、困ってるひとを助け、結果として周りからの信頼を増やしていけるように会社員人生を過ごしていこうと思います✨
転職・副業をスタートできずとも、会社員で昇格・昇給できるんだという事例を紹介しました。似たようなリーマンさんの一助になればと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇