- 投稿日:2025/02/07

1. はじめに(前回のおさらいと新たな決意)
イギリスに来てからの私は、英語が話せないことで何をするにも苦労していました。
前回の記事では、そんな状況の中で迎えたロックダウンの孤独や、英語の壁にぶつかりながらも、ただ耐えるしかなかった日々についてお話ししました。
「英語が話せない」 という現実は、思った以上に厳しいものでした。
そして、それは単に「買い物ができない」「注文がうまくできない」といった日常の小さな困難だけではありませんでした。
海外生活では、当然ながら夫がいるからといって頼れるわけではありませんでした。
夫は英語が話せるとはいえ、仕事に集中する必要があり、家のことや子どもたちのことは、ほぼすべて私がやることに。
学校との連絡のやり取り、住んでいる家の修理や大家さんとの交渉、隣人との付き合い…。
どれも英語を使わずにはできないことばかりで、逃げるわけにはいきませんでした。
イギリスの家は、日本の家とは違い、住んでいるうちに 「なぜこんなところが壊れるの?」 と思うような問題が次々と出てきます。
暖房が効かない、水回りのトラブル、ドアの鍵が壊れる…。
何かあるたびに、大家さんとやり取りしなければならない。
でも、英語がわからない私は、何をどう説明すればいいのかもわからず、ただひたすらストレスを感じるばかりでした。

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