- 投稿日:2025/02/21
- 更新日:2025/05/11

はじめに
リハビリの仕事に興味をもったみなさんが最初にぶつかる壁のひとつが「理学療法士」と「作業療法士」の違いではないでしょうか。
この記事では、作業療法士歴8年目の筆者が、「理学療法士」と「作業療法士」の違いに触れながら、「作業療法士」を選ぶメリットとデメリットに着目して解説していきたいと思います。
そもそも、作業療法士はどんなことをするの?
病気や怪我などで食事・更衣・整容などの日常生活動作や、仕事や趣味などが今まで通りできなくなりますよね。作業療法士はそれらが再びできるようにリハビリします。例えば、実際の場面での練習をしたり、それに必要な筋力や関節可動域訓練を行ったりします。また、筋力や関節を動きやすくするために、折り紙や手芸などの様々なアクティビティを手段にすることがあるのも特徴です。
作業療法士はリハビリ病院や整形外科に加え、精神科にもいます。皆さんは何かに夢中になっているときは嫌なことを忘れることがありますよね。そういったアクティビティが持つ作用を、精神的に病んだ患者さんに対して使います。そして、そういったアクティビティを通じて崩れてしまった生活リズムを正しいリズムに戻すことにも繋がります。さらには、小児領域で運動や社会面の不器用さがある子どもさんに対してリハビリを行うこともあります。

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