- 投稿日:2025/02/27
- 更新日:2025/12/15
大きなルーペで未来の収益力を見抜く「PER叔父さん」登場
せっちゃんが新たに得たEPSくん(1株あたり利益)の知識を胸に、冒険を続けていると、突然、遠くのほうから「EPSくんじゃないか」と呼びかける声が響いてきた。その人物は三兄弟の親戚のPER叔父さんのようだ。
「君がせっちゃんかい!はじめまして!私はPER(株価収益率)だよ。」と、ちょっと頼りがいのある笑顔を浮かべながら、片手にルーペを持ったPER叔父さんが歩み寄ってきた。彼のルーペは光を反射してキラリと輝き、その存在感はまるで知識の探求者そのもの。
「今回は、EPSくんと一緒に、株の“お値段”についての大切な話をしに来たんだ。」
せっちゃんはちょっと驚きながらも、興味津々で話を聞き始めた。「叔父さん、こんにちは!株の“お値段”ってどういうこと?」
PER叔父さんはニコッと笑いながら、得意げにルーペを片目に当て、まるで何か大切な秘密を覗き込むかのように説明を始めた。「まぁ、簡単に言うとね、PERは株価がその企業の利益に対して“高い”のか“安い”のかを教えてくれる指標なんだ。でもね、ただの“お得感”じゃないんだよ。ここが大事なところなんだ。」
「株価と利益の関係がわかると、投資先を選ぶときに、ただ“安い”からといって飛びつくんじゃなくて、その企業が実際にどれくらいお得か、深いところで判断できるようになるんだよ。」
PER叔父さんは、にっこりと微笑んでさらに言った。「PERを使えば、株価がその企業の利益に対して“適切”かどうかがわかるんだ。過去の株価だけ見て『安いから買おう』っていうのは、ちょっと危険なんだよ。だって、その株が安い理由は何か別にあるかもしれないからね。」
せっちゃんは少し考え込みながら言った。「ああ、そうか!過去の株価より安くなったからって、それだけでは割安だとは限らないんだね。」
PER叔父さんは頷きながら、「その通り!例えば、過去の株価が安かったのは、業績が悪かったからかもしれない。でも、もし今、その企業の利益が成長しているなら、今の株価は過去より高いとは言えないかもしれない。だからこそ、株価をその企業の利益と合わせて見ていく必要があるんだよ。」
せっちゃんは、目をキラリと輝かせて言った。「なるほど、じゃあ、株価の“割安感”を判断するためには、PERを使ってその企業の利益と株価のバランスを見極めることが大切なんだ!」
せっちゃんは嬉しそうに言った。「ありがとう、叔父さん!これで、株を選ぶときの視点が広がった気がするよ!」
こうして、遠い親戚の叔父さんであるPER叔父さんから、大切な株価の“お得感”を見極める力を学びながら、せっちゃんの冒険は続いていった。
PER(株価収益率)を深掘り!
こんにちは!節約せっちゃん流投資術第4章だよ!今日は、PER(株価収益率)について詳しく掘り下げていこう!EPSくん(1株あたり利益)で企業の収益力を見たけど、株価がその利益に対して割安なのか割高なのかを判断するためには、PERを知ることが欠かせないんだよ。
さて、PERとは何か?簡単に言うと、「株価が1株あたり利益の何倍にあたるか」を示す指標なんだ。具体的には、この数値が高ければ株価が高い、低ければ株価が安い、という目安になるんだよ。
PERの計算式 PER = 株価 ÷ EPS(1株あたり利益)
例えば、ある企業の株価が1,000円で、EPSが50円だとしたら、PERは「1,000円 ÷ 50円」で「20倍」になる。つまり、この企業の株は、その利益の20倍の価値があるというわけだ。
PERを使う理由 なぜPERが重要かというと、この数字で株価の“割安”や“割高”を見極めることができるからなんだよ!例えば、同じ業界の企業同士でPERを比較することで、株が高すぎるか、安すぎるかがわかるんだ。
PERが高い場合、安い場合
PERが高い:市場が「この企業はこれから成長する!」と期待している証拠。成長を期待して株価が高く評価されている場合が多いよ。でも、PERが高すぎると、株が割高すぎて危険かも。
PERが低い:市場がその企業にあまり期待していない、または業績が安定している場合が多いよ。割安感があるかもしれないけど、何か問題がある場合もあるから注意が必要。
PERを他の指標と組み合わせる PERはEPSとセットで使うことで、より的確な投資判断ができるんだ。EPS(1株あたり利益)が高くても、PERが高すぎると株価が割高かもしれないし、逆にEPSが低くてもPERが低ければ、割安な株が眠っているかもしれないんだよ。
EPSとPERを組み合わせた投資判断
じゃあ、どうやってPERを活用すればいいのか?次の3つのステップを覚えておいてね!
過去のPER推移をチェック! 企業のPERが過去数年でどう変動しているかを見れば、その企業の評価がどう変わってきたのかがわかるよ。
同業他社との比較! 同じ業界の企業とPERを比較することで、その業界内でどれくらいの評価を受けているかがわかるよ。PERが高すぎる場合、ちょっと警戒が必要かも。
EPSとのバランスを見極めよう! EPSが高く、PERが適切な水準なら、その企業は利益を効率よく上げていると評価できるよ!逆に、EPSが低いのにPERが高い場合は、ちょっと要注意だね。
まとめ!
✅ PERは、株価が1株あたり利益の何倍かを示す指標で、株の割安・割高を判断するために使われる。
✅ PERが高い場合、成長が期待されているか、株が割高かもしれない。
✅ PERが低い場合、株が割安かもしれないが、何か問題があるかもしれないので注意が必要。
✅ EPSとPERを組み合わせて、企業の収益性と株価を総合的に評価しよう!
PERを使って、より賢い投資判断をして、長期的に安定したリターンを目指していこう!
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最後まで読んでくださってありがとうございました。よく個別株について質問されるので、まずはファンダメンタル指標について個性を持たせてストーリーで書いてみました。やっぱり需要ないのかな〜と迷い始めてます。書いてほしい指標や感想をレビューで教えてくれると嬉しいです。
※なお、このシリーズでは、「イメージしやすい」「わかりやすい」「なじみやすい」を大切にし、内容をデフォルメしてお伝えしています。そのため、本来の専門的な定義や意味合いとは一部異なる表現が含まれている場合があります。あくまで概念をわかりやすく伝えることを目的としていますので、温かい心で読んでね。