- 投稿日:2025/03/06

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要約
アルコール消毒をしていますか?正しい方法でできていますか?医師がポイントを解説します!
はじめに
感染症対策の基本として、多くの人が日常的にアルコール消毒を行っています。しかし、意外と知られていないのが「手が完全に乾いてから使用するべき」というポイントです。実は、手が濡れた状態でアルコール消毒をすると、本来の効果が十分に発揮されない可能性があります。この記事では、その理由と正しい消毒方法について現役医師が詳しく解説します。
アルコール消毒はなぜ70%濃度が最適なのか?
アルコール消毒液の多くは70%前後の濃度で作られています。この理由は、アルコールが水分とともに細胞膜に浸透し、ウイルスや細菌を効果的に破壊できるからです。以下の点がポイントになります。
アルコール濃度が低すぎる(50%以下) → 消毒効果が不十分
アルコール濃度が高すぎる(90%以上) → すぐに蒸発し、細胞膜に十分に浸透しない
最適な濃度は70%前後 → 適度な水分があることで浸透力が高まり、効果的に消毒できる
つまり、70%のアルコールが最も効果的にウイルスや細菌を不活化できるのです。

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