（妻からの手紙①）お金が大好き　リベ大優等生（？）の夫へ

この記事は、転職を迷っている私へあてた妻からの手紙を掲載しています。私自身この手紙に背中を押され転職を決意しました。

同じような境遇の方に参考になればと思いノウハウ図書館に掲載することにしました。

お金が大好き　リベ大優等生（？）の夫へ

家計管理・収支改善、簿記・FP資格取得、宿題リストのコンプリートに忙しい夫。

年間1,000時間超の残業を続けること数十年。

ついに転職をしようと第一歩を踏み出そうとしている夫へ

小田和正　さんの「たしかなこと」を聞いてください。

やってもやっても終わらない仕事

片付けてもかたづけても　ふってくる仕事

誰も助けてくれない職場環境で働き、

夜中に家路についても、土日も返上して働く。

家族との時間も　自分の時間も失われている日々の中で、

「哀しみが絶えないから　小さな幸せにきづかないんだろ」

本当に大切なもの　かけがえのない小さな幸せを見失っていませんか？

「ほんとうに君を守れるか」

「君のために　今　何ができるか」

生きづらそうに生きるあなたの隣で

今を変えるにはどうしたら良いのだろうかと

自分の無力さを噛みしめることも多々ありました。

あなたが新しい職場へ行って本当に良いのか、不安はあります。もちろん。

なんせ、年収数百万円ものダウンですから、、、、。

お金を愛してやまないあなたは、今後の投資と家計管理で頭がいっぱいでしょう。

ただ　ひとつ　いえることは

「忘れないで　どんな時も　きっとそばにいるから」

偶然出逢って　家族になって

同じこの場所　同じこの時間を　ともに過ごしている。

「いちばん大切なことは　特別なことではなく

　ありふれた日々の中で　君を

　今の気持ちのままで　見つめていること」

旅行に行って楽しい思い出をつくるでもなく、家族に

「おはよう」　「いってきます」　「ただいま」

というさりげない挨拶が当たり前に言える時間を共有すること。

「おかえり」　「おやすみ」

家族が起きている時間に帰ってきて、寝る前の何気ない時間を共有すること。

それは、とても幸せなことではないでしょうか？

４０歳をとうに過ぎて、子どもも大きくなっています。

子どもが親と一緒に過ごしてくれる時間もそう長くはないでしょう。

一緒にごはんを食べて、一緒にゲームをして、外で遊ぶ。

日々のささやかな楽しい時間を積み重ねていきませんか？

身を　心を　削りながら働いている夫へ

「自分のことを大切にして　誰かのことをそっと想うみたいに

　切ないとき　ひとりでいないで

　遠く　遠く　離れていかないで」

お金も投資も大切だけれど、まずは健康な体と心があってこそです。

今のまま働けば、あなたはきっと心疾患か脳血管がおかしくなるでしょう。

それより先に、壊れかけている心が破滅する方が先でしょうか？

「なくしたもの　探しにいこう

　いつか　いつの日か見つかるはず」

長く長く待ち望んだ末、ようやく子どもを授かったとき、

家族でたくさんの楽しい時間を過ごそうと誓ったことを思い出してください。

「もう二度と　ここへは戻れない

　でもそれを哀しいと　決して思わないで

　ありふれた日々の中で　君を

　今の気持ちのままで見つめていること」

よどんだ眼をしながら、死んだかのように生きるのは

もう終わりにしませんか？

共に働きながら、楽しい思い出を作りませんか？

本当に大切なことをもう一度思い出してください。

体を　大切にしてください。

心を　大切にしてください。

もちろん、お金も大切にします。

散財をしないようにします。

無駄なものを買うことも極力減らします。

家計管理に今より協力します。

私はもう決めました。

次はあなたの番です。

心を決めてください。

　お金より漫画とゲームが好きな妻より