- 投稿日:2025/03/13
- 更新日:2025/10/04

皆さん、こんにちは🖐️
3人の子供を育てる、31歳公務員のオリバーです!🐪
昨年10月にFP3級を取得し、今年さっそく高額療養費制度を実際に使った私の実体験を皆さんにお話ししたいと思います。
高額療養費制度とは?
高額療養費制度とは、1カ月の医療費が自己負担限度額を超えた場合、その超過分が払い戻される制度です。
自己負担限度額は年齢や所得によって異なります。
通常は手続きをして後から払い戻される形なのですが、マイナンバーカードを提示することで・・・続きが気になる人は下も読んでね😉
この記事で学べること
この記事では、以下の3つのポイントをお伝えします。
1.高額療養費制度がどのように医療費を軽減するのか
2.高額療養費制度を賢く利用するためのアクションプラン
3.医療費の計算に関する注意点と誤解しやすいポイント
私の入院体験談
突然の体調不良と診断
1月14日の朝、普段通り子ども達を小学校に見送った後、急に体調が悪くなり近所のS病院を受診しました。
そこで「自然気胸」(肺の病気)と診断されましたが、手術ができないとのことでK病院を紹介されることに。(この病気はイケメン病とも言われてるそうです、私はイケメンではありませんが。笑)
S病院での外来診察費は7,260円(3割負担)でした。
その後、車で30分かけて隣町のK病院に行き、翌日の入院が決定。
K病院の外来診察費は7,650円(3割負担)でした。
入院と手術
翌日、朝早く家を出発し、入院手続きをしてお昼には病院のベッドへ。入院初日は検査のみ。病院のレンタル服は利用せず、自宅から持参したジャージで費用を抑えました。大部屋だったため差額ベッド代もかかりませんでした。
入院2日目、手術当日で緊張していましたが、オペ室に入ってすぐに麻酔をされ気づいたら手術は終わっており、オペ室の外で待っていた妻と医師の顔をかすかに覚えています。🙄
入院3日目には傷口の痛みで起き上がれず、退院できるか不安でしたが、入院4日目には無事退院。🎊(入院期間は4日間でした。)
医療費と高額療養費制度の適用
退院時の請求額は90,107円。内訳を見ると、保険適用前の医療費は856,730円で、自己負担額は85,997円。
本来、3割負担ならおおよそ26万円になるところが約9万円に!✨これは高額療養費制度が適用された結果でした。
マイナンバーカードを病院の窓口に提示して受診していたので、自動的に制度が適用されたとのこと。🙌何も知らずに窓口に出していましたが結果的に手続きを意識せずに恩恵を受けることができました。
高額療養費制度を賢く利用するためのアクションプラン
・マイナンバーカードを常に携帯し、病院の窓口で提示する 以上!!笑
また、医療費を抑えるために以下の方法もおすすめです。
・病院のレンタル品をなるべく利用せず、自宅からジャージなどの衣類を持参する
・差額ベッド代がかからない大部屋を選ぶ
注意点と誤解しがちなポイント
以下は、私が勘違いしていた高額療養費制度のリアルです。✍️
1.同じ月内であれば、2つ以上の異なる病院でも合算される?
→ × 合算されません。同一病院でないとダメです。さらに同一病院でも「医科」と「歯科」は別計算です。
今回、始めに近所のS病院に受診して、その後、手術をしたK病院に受診しましたがS病院の医療費を合算することはできません😱
※S病院の自己負担額が21,000円以上であった場合には、病院が違っていても合算できます。21,000円未満だと合算対象になりません。
2.同じ病院で支払った医療費なら全て合算される?
→ ×合算されません。「外来」と「入院」は別計算です。
K病院に初めて受診したのは外来でした。その翌日から4日間入院しました。この外来費用と入院費用は合算できません😱
※外来で21,000円以上、かつ入院で21,000円以上であれば、外来の自己負担額と入院の自己負担額を合算できます。
3.同じ病院の外来費なら合算される?
→ × 金額次第です。同一病院かつ自己負担額21,000円以上の場合のみ合算されます。
K病院を退院後に経過観察で月末に外来受診をしましたが、入院前の外来費用(7,650円)と退院後の外来費用(860円)を合算しても21,000円以上にならなかったので合算はできません😱
おまけ:さらに費用が軽減された話
退院後、自分の健康保険組合に連絡したところ「付加給付」が適用され、最終的な自己負担額は25,000円にまで減ることになりました!✨
皆さんも退院後もしくは事前にご自身の健康保険組合に「付加給付」が使えるか確認してみてくださいね♪
以上、これが私の実体験でした。
この体験談が、高額療養費制度って実際どうなの?という皆さんの疑問や不安の解消、それと家計管理の参考になれば幸いです。💕
最後まで読んでいただきありがとうございました。🙏