- 投稿日:2025/03/17
- 更新日:2025/09/29

こんなこと、ありませんか?
「忙しくて料理する時間がなく、出来合いのものに頼る日が多い」
「食品の添加物や農薬が気になり、何を選べばいいのか迷う」
「オーガニックや無添加が理想だけど、現実的には続けられない」
こんなふうに思うこと、ありませんか?
料理が得意ではなく、特に上の子が1歳の頃は出来合いばかりの食事スタイルでした。でも、現在10歳の子は元気に育っています。
1. 「大丈夫かどうか」の基準とは
まず、「ちゃんと食べているか」が大事なポイントです。
お子さんが食べられているなら、それだけで素晴らしいことです!
私は料理が苦手で、作っても美味しくないので食べてもらえず、結局子どもが好きなものを出していました。
(炊き込みご飯の素を使ったごはん、卵かけご飯、バナナ、パンなど)
1歳の頃から保育園に通わせていたので「給食で栄養を取ってきてくれ!」と割り切っていました。
ご家庭の状況によっては、外食やテイクアウトをうまく活用するのもアリだと思います。
2. 添加物・農薬についての考え方
突き詰めると「普通のスーパーの食材にも農薬が…」「醤油やみりんにも添加物が…」と、考えすぎてしまいますよね。
私も悩んだことがありますが、結論としては「ストレスにならない範囲でバランスを取る」ことが重要だと感じています。
たとえば、加工肉は避けたほうが良いとは言われますが、お弁当に便利で子どもが喜ぶので、
・毎回は買わない
・頻度を減らす
というように、無理のない範囲で調整しています。
参考までに、「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」という本では、食事の基本として以下のようなことが推奨されています。
健康に良いとされる食品
・魚(特に青魚はオメガ3脂肪酸が豊富)
・野菜と果物(ビタミンや食物繊維が摂れる)
・玄米や全粒粉パンなどの茶色い炭水化物(血糖値の急上昇を防ぐ)
・オリーブオイル(良質な脂質)
・ナッツ類(健康的な脂質とミネラルが含まれる)
摂りすぎに注意したい食品
・赤い肉や加工肉(発がん性リスクが指摘されている)
・精製された白い炭水化物(血糖値を急上昇させやすい)
・バターや飽和脂肪酸が多い食品(摂りすぎると動脈硬化のリスクが上がる)
しかし、完全に徹底するのは大変なので、取り入れられる部分だけ意識するのが現実的です。
3. 料理が苦手でもできる簡単メニュー
「手軽に作れるメニュー」をご紹介します。
・5分で簡単!胸肉柔らかサラダチキン♡(作り置き可)
・5分で簡単!胸肉やわらか鶏チャーシュー✿(作り置き可)
・カット野菜+しっとりやわらか蒸し鶏のサラダ(作り置き可)
・豆腐や冷凍野菜を入れた味噌汁(豆腐は冷凍カット豆腐を活用)
・ミックスベジタブルカレー(肉の代わりにツナやシーフードミックスでもOK)
・鍋料理(スーパーのカット野菜や鍋セットを活用)
・炒飯やオムライス(ミックスベジタブルを活用)
・炊き込みご飯の素で作る炊き込みご飯
・納豆、漬物、チーズなどの副菜を活用
・栄養が気になるときは青汁や完全栄養食を追加
「完全に手作り」にこだわらず、少しでもバランスが良くなるように工夫するだけで十分です。
4. 「手作り=愛情」ではない
私の母は料理を頑張るタイプで、それを見ていた私は「そんなに無理しなくてもいいのに」と思っていました。
その反動で、一人暮らし時代は「ふりかけごはんでいいのでは?」と極端な食生活をしてしまったこともあります。
大切なのは、
・お母さんがしんどくないこと
・子どもがしっかり食べられること
この2つが満たされていれば合格点です。
また、「食育」については保健の授業で学ぶ程度で十分だと思います。
無理に完璧を目指すより、一緒に料理をする時間を作りながら、知識を伝えるのが大事なのかもしれません。
5. 料理下手で過敏性腸症候群
「最低限の食事でいいや」と割り切っていたこともあります。
そんな日々を経て、今10歳の子が元気に育っていますし、2歳の子も特に問題なく成長しています。
子どもは意外としっかり育ちます。
まずは無理のない範囲でできることをやる。それで十分だと思います。
料理が苦手でも子どもは育つ
・ストレスにならない範囲で添加物・農薬を意識する
・簡単に作れるメニューを活用する
・母親が無理しすぎないことが一番大切
「完全手作りじゃなきゃダメ」という思い込みを手放し、少しでも楽に、バランスよく食事を整えることを目指してみてください。