- 投稿日:2025/03/30
- 更新日:2025/10/11
簿記3級を学んだら、家計管理の考え方が変わりました
以前から学長🦁は「簿記やりや〜」としきりにおっしゃっていました。
勉強を始める前は、簿記って会社の経営者や経理のためのものと思っていました。でも、実際に学んでみると、日々の家計管理に応用できる考え方がたくさんあると気づいて、目からウロコでした。
簿記3級の勉強や家計管理に取り組み始めた方の気分転換になると良いな〜と思って、コラム感覚で記事を投稿することにしました。お気軽に読んでいただければ幸いです。
簿記の5要素【資産】【負債】【資本(純資産)】【費用】【収益】
簿記3級の勉強の基本は、様々な取引を5つの要素【資産】【負債】【資本(純資産)】【費用】【収益】に分けて、それらが増えたり、減ったりしていることを仕訳で表すことですね。
試験では、仕訳そのものが問題として出題されたり、それ以外の問題も結局は仕訳の応用編がほとんどだったりします。
ですので、簿記3級の勉強は、もうひたすらに5要素の仕訳をこなしていくことになるわけですが、これが習慣になると普段の家計の支出の場面でも、自然と頭の中で簿記的な仕訳を意識するようになりました。
その一例が、以下のようなクレジットカードでの買い物に対する感覚の変化でした。
クレジットカードでの買い物 〜簿記を学ぶ前の感覚〜
《買い物する時》👨「なんだか財布の中の現金が減らないから、お金を使ってるっていう感覚がないんだよね〜。後で払うことにはなるんだけど、なんだかタダで商品をもらっているような気分だなぁ♥️」
《口座引き落としの時》👨「うわ〜、一気に貯金が減ったな〜。先に買い物をしているから仕方がないことだけど、口座の残高が減るのは、やっぱり嫌な気分だなぁ⋯💧」
こんな感じで、簿記を学ぶ前は、《買い物する時》が気軽な気分、《口座引き落としの時》が嫌な気分という感覚だったと思います。
それが簿記を学ぶと⋯
クレジットカードでの買い物 〜簿記を学んだ後の感覚〜
《買い物する時》👨「クレジットカードで買い物をする時点で、費用(支出)が発生し、負債(借金)が増えることになるんだよなぁ⋯💧本当に欲しいものかどうか、しっかりと考えよう。」
《口座引き落としの時》👨「預金残高(資産)は減るけど、その分だけクレジットカードの負債(借金)も減るから純資産には変化なし。負債(借金)が減ってスッキリした〜♥️」
というように、クレジットカードも現金と一緒で、費用(支出)が発生するのは《買い物する時》という意識が身につきました。《口座引き落としの時》は資産と負債を相殺しているだけなのですよね。
クレジットカードの時に現金よりも気軽に買い物しちゃうっていうことはなくなりましたし、クレジットカードの口座引き落としの時に必要以上に嫌な気分になるということもなくなりました😀
終わりに
いかがでしたでしょうか?
私は簿記を学んだことによって、家計における支出の場面においても、正しい認識ができるようになった気がします。
これからも簿記の考え方を活かして、家計管理を頑張っていこうと思っています。
ちなみに、まだ簿記を学んでいないという場合でも、マネーフォワードMEを導入すると、クレジットカードを利用した際には(数日間の時間差は生じますが)、口座引き落とし前からクレジットカードの利用額がしっかりと支出や負債として表示されますので、それだけでも簿記同様の感覚が身につくかもしれませんね。
最後までお読みくださった方がいらっしゃいましたらありがとうございました。