- 投稿日:2025/05/21
- 更新日:2025/05/21

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要約
キャリアは計画通りにいかないからこそ、偶然を活かす力が大切。プランドハプスタンス理論をもとに、好奇心や柔軟性を持って行動することが、未来のチャンスにつながると実体験を交えて解説しています。
はじめに
キャリアについて考えるとき、「計画を立てて、その通りに進めるべきだ」と思い込んでいませんか?私自身、キャリアコンサルタントとして多くの相談を受ける中で、「キャリアはしっかり設計すべき」「失敗しない選択をしたい」と考える方に数多く出会ってきました。
しかし、現実は思い通りにいかないことの連続です。そして、実はその“予期しないこと”の中にこそ、大きなチャンスが潜んでいるのです。今回はそんな“偶然”をキャリアの味方に変える理論、**プランドハプスタンス理論(Planned Happenstance Theory)**について、私自身の体験も交えながら、詳しく紹介していきます。
1. プランドハプスタンス理論とは?
理論の背景と意味
プランドハプスタンス理論は、アメリカのキャリア心理学者ジョン・D・クランボルツ(John D. Krumboltz)氏によって提唱されたキャリア理論で「計画的偶発性理論」とも言われています。この理論のざっくりとした考え方は、「キャリア形成には偶然の出来事が不可欠であり、その偶然をポジティブに活かすための準備が重要である」というものです。

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