- 投稿日:2025/06/27
- 更新日:2025/09/29

「お小遣いって、いつから?どうやって?」
子育てをしていると、ふと考えるのがお小遣いのこと。
渡すタイミングや金額、ルールの決め方など、家庭によって正解が違うからこそ、悩む人も多いのではないでしょうか。
今回は、わが家で実践しているお小遣いのルールや、実際に感じた子供の変化についてお話ししてみたいと思います。
我が家のお小遣いルール
わが家では、毎月1回、子供に1,000円のお小遣いを渡しています。
小学生に月1,000円はあげすぎなんじゃないかと思われると思いますが、わが家では、子供に誕生日プレゼントやクリスマスプレゼント以外のものは買わない。
たとえ、お菓子であってもみんなで食べられるファミリーパック以外のお菓子は買わない。
100均のものであっても、学校で使うもの以外はお小遣いで買う。
このお小遣いの中から、「今月使うお金」と「欲しいもののために貯金するお金」を子供自身に決めさせるのがわが家のルール。
たとえば、「今月は○○を買いたいから500円使って、残りは貯金する!」というように、自分で計画を立ててもらいます。
試してみて思ったこと
もちろん時にはすぐに全部使ってしまうこともありますが、それもまた経験。「欲しかった物が買えなかった」「もっと計画すればよかった」など、失敗から学ぶこともたくさんあります。
ガチャガチャで、散財して欲しいもの貯金からお金を出したこともありますが、貯金が少なくなってまた貯め直しをしないといけなくなり、落ち込んでいることもありました。
親としてはつい口を出したくなるけれど、できるだけ見守るようにしています。
お小遣いをあげるようになって感じた変化
ある日、子供が「ママにプレゼント買ってあげたいから、一緒にお店に行こう」 と言ってくれました。
聞けば、自分のお小遣いの中から誕生日プレゼントを買いたいとのこと。
一緒にお店に行って、何を買おうか真剣に悩んでいる姿を見て、 その気持ちだけでもう十分嬉しかったけれど、 実際に「これがママにぴったりだと思ったんだ」と選んでくれたプレゼントは、 何よりも宝物になりました。
お小遣いは金額だけじゃなくて、思いやりや感謝の気持ちを形にする手段にもなるんだなあと、改めて感じた出来事でした。
お小遣いで育つ「選ぶ力」
お小遣いを渡すようになって感じた大きな変化のひとつが、「本当に欲しいものかどうかを自分で考えて選ぶようになった」ことです。
最初のころや、お小遣いをあげていなかったころは、気になるものがあるとすぐに「買いたい!」となっていて、すぐに使わなくなったり、飽きてしまうものが多くて困っていたけど、今では「これってすぐ飽きちゃうかも」「もう少し待てばもっと欲しいものが買えるかも」と、自分なりに考える姿が見られるようになってきました。
時には、「やっぱり買わないでおく」と我慢することもあって、 そんな時は、「お金の使い方ってすごく大事なことなんだな」と親の私も改めて気づかされます。
お小遣いはただの「お金」じゃなくて、選ぶこと・我慢すること・計画することを学ぶ大切なきっかけになっていると感じています。
お小遣いは「生きる力」を育てる
私が子供にお小遣いを渡す中で、一番大切にしているのは、 将来お金で困らない力を身につけてほしいということです。
⚫︎欲しいものはすぐ手に入るわけじゃなくて、大きなものを買うにはお金を貯める 必要があること。
⚫︎家のお手伝いは「家族の一員として当たり前のこと」であり、お金とは 結びつけないということ。
そうした考え方を、日々のお小遣いを通じて、少しずつ伝えていけたらと思っています。
時には無駄遣いをしたり、計画通りにいかないこともあるけれど、 子供のうちにたくさん失敗して、そこから学んでほしい。 それが、将来の「生きる力」につながっていくと信じています。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
我が家のお小遣いをあげるようになってからの変化がすごかったので書いてみました。
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