- 投稿日:2025/05/23
- 更新日:2025/09/29

🔶 はじめに
こんにちは、まこです☺️
まず、記事を開いていただきありがとうございます。
今回は大切な人が亡くなる前後の「 守る力 」に関しての記事を書きました
長文の箇所がいくつかありますが、ちゃんと思いをお伝えたかったのでご了承ください。
その他の説明はできるだけ簡潔に書いたつもりですので、
最後まで読んでいただけるとありがたいです👍
🔶 記事を書いた理由
この記事を投稿した理由は「話し合うことの大切さを伝えたい」と思ったからです。
人が亡くなった後に起きるのが、
「 遺産相続・葬儀行うか・お墓建てるのか ・それを誰が管理するのか」などの遺族の揉め事です
また学長liveの中で、「病院から紹介された葬儀は高額である」ということを知りました。
そのため生前に話し合っておかないと、いざ亡くなったときに遺族は悲しみの中で色々な決断・手続きを迫られ、
" 正常な判断ができなくなる可能性 "が十分あり得るなと感じました。
「お墓・葬儀」が必要 or 不要とでは、数十万〜数百万円必要な費用が変わってきます。
だからこそ、元気なうちに家族でしっかり話し合うことの大切さを伝えたいと思い記事を投稿しました😁✨
🔶 話し合いを主催した理由
きっかけは、母から「祖父がガンで、多臓器に転移してるステージ4である」と知らされたことでした
ステージは1〜5(5が1番重い)があり、ステージ4は寝たきり状態になることが多いそうです。しかし、幸い祖父は痛みもなく日常生活を普通に送れています
医師からも「とても珍しい状態」と言われていますが、ステージ4と判断された以上先は長くないと予想され、「今が話し合いをするいいタイミングだ」と思いました
さらに、以前から祖母のお金の使い方が荒かったこともあったので、釘を刺すつもりで、家族で話し合う場を主催することにしました
🔶 話し合いをしてよかったこと
今回話し合いを行なって良かったことが3点あります!
★ 祖父 ”本人の意思” を直接聞けたこと ★
元気に会話できる状態の時に話し合うことができたため、
「これからの生活や亡くなったときにどうしてほしいのか」という意思を知る事が出来ました。
そして本人の意思を尊重しようと家族が同じ方向に向く事が出来ました!
★ お金に関する不安が減ったこと ★
お墓を「建てる or 建てない」、葬儀を「する or しない」のとでは、
必要とする費用が大きく異なるため、意思を聞けたことで「亡くなった際の費用が大体いくら必要なのか」把握できました
★ 家族で共有できたこと ★
個人的に聞くと、聞いたことが本当なのか録音していない限り、周りの家族に証明できません。
ですが会議を開くことで、多くの人が証人として本人が亡くなった後も、揉める事なく本人の意思に沿ってスムーズにことを進めることができます。
🔶 話し合った項目と詳細
私が今回話し合った内容は以下の6点です
皆さんが話す際の参考になれば幸いです✨
【 所有財産について 】
①・・・口座の所在は知っているか
②・・・暗証番号の把握しているか
③・・・不動産、土地などは持っているか
④・・・借金、ローンはあるか
⑤・・・所有物(趣味の道具など)の処分はどうするか
【 葬儀について 】
①・・・葬儀をして欲しい or しなくて良い
②・・・宗派はあるか or 無宗教か
③・・・ある場合はどこの宗派か
④・・・どんな葬儀にして欲しいか(一般参列有り、家族葬など)
⑤・・・必ず来て欲しい人はいるか
⑥・・・葬儀費用の有無(無い場合はどうするか聞く)
⑦・・・葬儀をしない場合はどうするか(直葬など)
【 お墓について 】
①・・・お墓に入りたいか(先祖 or 新築)
②・・・どこの寺のお墓に入るか(先祖のお墓が複数の場合)
③・・・どこのお寺で、どんなお墓を建てるか(新しく建てる場合)
④・・・どちらにせよ、費用は用意してあるか
⑤・・・費用を用意してない場合はどうするか
⑥・・・お墓がいらない場合どのようにするか(樹木葬、納骨堂、散骨など)
【 その他 】
①・・・エンディングノート記入について
②・・・遺書について
③・・・病状が悪化した場合について(延命措置など)
【 お金について 】
①・・・葬儀・お墓費用の準備はどのくらいあるか
②・・・金銭の援助できるか(今回の場合は娘家族)
③・・・できる場合はどのくらいか
【 残された家族(私の場合は祖母)の生活について 】
①・・・現在の家に住み続けるか
②・・・引っ越す場合引越し先はあるか
③・・・引っ越しに関わる費用はあるか
④・・・1人暮らしを自力でできるか
⑤・・・自力でできない場合何か策はあるか
🔶話し合いを行なった結果
祖父の話を聞いて、そんなふうに思っていたんだと感じる事が多々ありますた
・特に大切なものはないこと
・趣味道具は遺族の好きなようにしてくれたらいいこと
・無理な延命・苦しい抗がん剤治療はせず、このまま生活を送りたいこと
・臓器移植や検体など自分の体が誰かの役に立つのなら提供したかったが、ガンが多臓器に転移しているため提供を諦めたこと
・葬儀は遺族に迷惑をかけるため行わない {直葬(葬儀を行わず、病院→火葬に直接いくこと)で良い}こと
・お墓も葬儀と同様に迷惑になるため・無宗教のため・親が入っているとこはに入りたいという気持ちがないため散骨で良いこと
上記のことを確認出来ました
一番驚いたことが、葬儀とお墓です。昔の人は小規模でも両方行うのだと勝手に思っていました。
もし今回話を聞かなかったら、私たち遺族が勝手に両方行い、その分費用が大きくなっていたのかもしれません
※費用負担が大きくなるから葬儀とお墓はやるべきではないと言っているわけではありません。
不明な点をはっきりさせ、将来その費用をいくら用意しなければならないか確認する事が重要だと思います
🔶活用したツール
今回下記4つのツールを使い、話し合いを進めました!
すごい助かりましたので、ぜひ活用してみてください!
● チャッピー(ChatGPT)🧑💼
役割・・・最強の相談役+秘書
使用用途・・・会議内容の相談、議題・項目の作成、配布資料の作成、進行案の作成
● メモアプリ & Googleドライブ📝
役割・・・手直し用
チャッピーで作成→メモアプリor Googleドライブにコピペ→手直し→印刷後当日資料配布
● 録音アプリ
私はiPhoneに初めからインストールされてるアプリを使用し、当日の会話を録音していました
使用用途
①・・「本人の意思」を証拠として残す目的
②・・揉め事になった際の証言として利用
③・・その他金銭などで言った言わないを防ぐため
● 議事録作成AI(Google AI studio)
役割・・・議事録作成
2時間分の会話→ 5分 →議事録完成‼︎
録音した音声をもう初めから聴くのは時間がかかりますよね。😥
このAIを使う前に、初めから聞いて作成してたんですが、祖父の声を聞いた途端涙が出てしまいました。
これじゃ進まないと思い、いい方法がないか探したところ「GoogleAI」を見つけました
使い方を記事にしましたのでぜひ参考にしてください! ↓ ↓ ↓
🔶最後に
読んでいただきありがとうございました☺️
「生きている本人の前で、亡くなった時の話をする」というのは、正直とても気が引けます。
でも、話し合いを通して実感したのは、
「これは本人の最後のお願いをきちんと聞いてあげる時間なんだ」ということです。
もし亡くなってから、家族が「どうすればよかったんだろう」と迷ったり揉めたりすることがあれば、それこそ本人が一番望んでいなかったことだと思います。
だからこそ、勇気を出して、「どうしてほしい?」と聞いてみてください。その一歩が、残される家族を守ることにもつながります(特に金銭面で)。
今回、私は話し合いの資料を作成し、進行役を務めました。
正直、「どうして大好きなじいちゃんの“亡くなった時の話の資料”なんか作らなければいけないんだろう」と、手が止まったり、半泣きになりながら作成した時もありました
本音では作りたくありませんでしたが、お金の勉強をしていたのは私だけだったので、やらなきゃと思いチャッピーに内容を相談しながら作成しました
話し合いの場を設けたことで、祖父の思いを本人の口から聞くことができ、家族みんなで共有することができました。
実際に亡くなった後バタバタした中でも、この話し合いが私たち家族の迷いを減らしてくれるはずです。
この記事を読んでくださった方も、「今だからこそできること」を大切に、家族と向き合ってもらえたら嬉しいです。後悔のない時間を、ぜひ過ごしてください。☺️
祖父は「話し合いをしてくれてありがとう👴」と言ってくれ、やって良かったと思いました