- 投稿日:2025/05/25

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要約
固定金利も契約前は市場に応じて変動。仕組みを理解すれば、ローンはギャンブルでなく戦略になる。選び方のポイントも解説。
🏡 はじめに:金利選びはローンの核心
固定金利か、変動金利か──
住宅ローンを組むとき、誰もが悩む“永遠のテーマ”です。
筆者は最近、ある事実に気づきました。
「固定金利も、契約までは変動している」ということです。
この仕組みを知らずに金利を選ぶと、
議論のスタートラインにすら立てていないかもしれません。
今回は、住宅ローン金利の「仕組み」と「選び方」について整理していきます。
🔍 金利の基本をおさらいしよう
✅ 固定金利とは
契約時点の金利が、返済終了までずっと変わらない
ただし、契約前までは毎日変動している
基準は「長期金利(10年国債利回り)」
金利上昇に備えられる反面、初期金利は高め(+1.5%前後になることも)
✅ 変動金利とは
一般に半年ごとに金利見直し(銀行により異なる)
金利が下がれば返済額も減るが、上昇リスクも大きい
基準は「短期金利(日銀の政策金利)」に連動
🧠 固定金利はなぜ“契約前”に変動する?
固定金利は、「この先10年、20年の金利動向」を織り込んで設定されます。
基準となるのは10年国債利回りであり、これは市場の期待(インフレ見通し・経済状況)によって毎日変動します。

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