- 投稿日:2025/05/26
- 更新日:2026/01/27
⚠この記事は2025年5月時点での各社プランの解説です
家族写真のクラウド管理、ベストな選択肢は?主要クラウドサービス4徹底比較
・はじめに:ずっと夢だった「写真・動画の完全クラウド化」
こんにちは。私は40代の医療従事者で、我が家は妻・高校生・中学生の子どもの4人家族です。家族全員がiPhoneユーザーで、写真と動画は結婚当初からすべてデジタルで統一管理してきました。
私にとってずっと夢だったのは、いつかはクラウド上に家族の思い出を“安全に丸ごと預ける”こと。
なので、16年前に結婚してから写真はすべてデジタル。ビデオはMacの写真アプリで一元管理するよう、mp4で撮影できるデバイスで統一してきました。
当時のクラウド(2009年当時)は、DropboxやSugarSyncといった先駆けサービスが出始め、50GBで月額10ドルまたは年額100ドルという時代。動画を含めたフルデータ保存は個人の財力では不可能でありました。
その後、10年前から
全体データをHDDを2台+各年ごとデータをSDカード2枚
体制でバックアップを重ね、5年前にMacBook Pro 4TBモデル(25万円)を“家族の金庫”として購入。写真・動画保管専用に運用してきました。
しかし、子どもたちが成長し、写真を撮る機会も減り、見るためのMacの起動が面倒に……。今後どのようにして管理し子供たちに家族写真を継承していけばいいのかなぁ、と思っていました。
ですが、ここへ来てついに「クラウドに全部まとめて置ける時代が来た」と気づいたのです。
・実際に確認した「1TB弱の使用量」──時代がクラウドを追い越した瞬間
ある日、Mac上のすべての写真・動画データの容量を調べてみると、合計で1TBにも届いていませんでした。正直驚きました。「あれ、2TBあれば家族の全データが入ってしまうじゃないか」と。
そして同時に、「ようやく時代がここまで来たか」と思いました。
HDDやSSDの大容量・低価格化に加え、クラウドサービスも“一般家庭で手の届く価格”に突入した今こそ、クラウド化のタイミングだと確信したのです。
そして以下の前提条件のもと4つのクラウドサービスを比較検討しました。
・我が家の前提条件
家族構成:夫婦+子ども高校生・中学生の計4人家族
全員がiPhoneユーザー
写真・動画はすべてデジタル管理(写真アプリ+MP4形式)
家族写真・動画の合計容量:約1TB弱
私:Mac・Windows両方を日常使用
妻:Mac使用/子どもたち:Windows使用
使用ブラウザ:iPhone/PCともに家族全員Google Chrome
メモ/カレンダー:家族全員Google Keep/Googleカレンダーで運用
昨年末まで私個人でDropbox 2TBプランに課金していた
比較対象に選んだ理由と2TBプランで比較するワケ
以下の4サービスを比較対象にしたのは、それぞれが信頼・実績・プラットフォーム親和性を持つ“最有力候補”だからです。
Google One:Google経済圏との親和性が高く、両学長の推奨もあり注目。AIプランも存在。
iCloud:Apple製品との親和性が非常に高く、iPhoneとの連携は抜群。
OneDrive:Windows利用者における標準的なクラウド。Office 365との連携が強い。
Dropbox:クラウド黎明期から存在する老舗。以前から使っており、信頼性・自由度が高い。
そして、なぜ2TBプランに焦点を当てたかというと、
・我が家の写真・動画データ総量が約1TB弱であり、
・将来的な増加も見込んで2TBあれば十分な容量であること、
・さらに各社の「主力プラン」がちょうど2TBに設定されており、価格・性能のバランスが取れていること
・また、私の日常業務で大容量ではないがクラウドの個人使用は必須であるため
以上から、家庭用クラウド選定において“最も現実的な比較基準”が2TBだったのです。
Amazon photosなら写真ストレージは無料で無制限ですが、私はビデオも写真も同一のUIで一元管理したいので候補には上がりませんでいた。
あと家族写真・ビデオという「我が家の財産」を預けるにあたり、「パスワード」という「財産」に対する「1Password」のように、しっかり課金した方が安心かつ腹落ちできるという理由もありました。
比較結果
前置きが長くなり申し訳ございません。
以下に私が調査した4サービスの価格比較表を掲示します。すべてのプラン全体と2TBプラン周囲の拡大となります。
各プランの価格の下の()内の値段は「1GBあたりの価格です(GB単価)」。


GB単価が最も低価格なのはGoogle One(AI無し)とDropboxの2TB年額プラン。各サービスすべて50~200GB帯の低用量プランでは一見お手頃に見えてGB単価がかなり割高に設定されていることがわかります。


次に家族共有使用はGoogle OneとiCloudはすべての価格帯で共有使用可能。
AIはiOS 18.4以降のiPhoneでApple Intelligenceが使用可能であるので、iCloudはすべての価格帯でAI使用可能と表記しました。
各サービスを比較して感じた「決め手にならなかった理由」
以下比較検討のまとめとなります。
理由はあくまでも我が家の事情に基づいたものですのでご理解ください。

◉ iCloudは?
iPhoneユーザーにとっては完璧なクラウド環境。しかし、我が家では子どもたちがWindows PCを使用しており、WindowsでiCloudを使う場合の同期のクセや挙動に少し煩雑さがあり、最終的に不採用に。
◉ OneDriveは?
私自身も仕事では主にWindows+MS Officeを活用していますが、1TBプランしかなく、しかも家族共有には制限あり(6TBプラン以上)。個人用途なら魅力的ですが、我が家のように“家族全体で写真と動画をまとめたい”ケースでは不十分。
◉ Dropboxは?
かつて利用していたDropboxはUIや信頼性は非常に高いものの、家族間での共有使用ができない。プラン上も「3人以上で利用するにはそれぞれ契約が必要」で柔軟性に欠けると判断。
私がGoogle Oneを選んだ理由:4つの決定打
① アカウントごとの個別運用+ファミリー共有が完璧
Google Oneは最大5人まで共有使用可能。家族それぞれが自分のアカウントで使いながら、“ファミリー用アカウント”に写真と動画を集約する構成がとれる。
自分のアカウント → プライベート用
ファミリーアカウント → 共有用(Googleフォトに一括保管)
この“混ざらなさ”と“切り替えやすさ”が本当に便利。
② クロスプラットフォーム性の圧倒的高さ
我が家では、私がMac・Windows両用、子どもたちはWindows、妻はMac。これだけバラバラでも、Googleのサービスはすべて同じ感覚で使えるのが圧倒的にラク。
ブラウザも家族全員Chromeなので、GoogleフォトもKeepもドライブも違和感ゼロ。
③ スマホストレージが劇的にスリムに:iCloud不要に
Googleフォトに写真・動画をバックアップしたら、ローカルから削除。これでiPhoneの使用済みストレージは40GB台にまで激減。
そして私は機種変更時はiTunes(今はFinder)でのローカルバックアップ派です。なぜなら:
連絡先・カレンダー・メモなどはGoogleアカウントで管理
音楽もGoogle DriveとCloudBeatsで一元化
アプリのログイン情報はID・PW管理アプリ(1Password)で運用
つまり、iPhoneが壊れても写真・動画も、連絡先も、メモも全部クラウドにある。だから日頃のiPhone自体のiCloudでのバックアップは一切不要になりました。
④ AIプランは未加入。でも選択肢として大いにアリ
現時点ではGoogle OneのAIプラン(月2,900円)には加入していませんが、今後検討中です。
というのも、私は今ChatGPT Plus(月20ドル)を“ファミリー用のGoogleアカウント”で契約し、家族で使っています。しかし、相談内容によってはお互い「家族に見られたくないな」と感じることもあり、履歴を消す手間があります。
Google OneのAIプランでは、アカウントごとに個別のAI環境が提供されるため、家族利用に最適。NotebookLMやYouTube Premiumとの連携もあり、魅力は大きいです。
もちろん独身の方や、実物写真・アルバム派の方にとって、2TBに年額14,500円はオーバースペックかつ高すぎると感じるでしょうし、そもそもクラウドサービスなんか不要と言う方も多いでしょう。
あくまでも我が家の事情に基づいたものとご理解ください。
まとめ:Google Oneは「今の家族構成」に最適だった
写真・動画の容量:2TBで十分
家族全員で共有したい
MacとWindows混在でも困らない
Googleサービス中心の生活基盤がある
なにより、私に不慮の事態があっても既に1PasswordのファミリープランでGoogle ファミリーアカウントのIDとパスワードは共有しているので子供への継承はもう済んでいると言ってよい状態です
こうした条件の方にとって、Google Oneは非常に理にかなったクラウド選択かと思います。
おわりに:クラウド移行で得た“軽さ”と“安心”
クラウドに移行してから、私は写真・動画管理から解放されただけでなく、スマホのバックアップ、Macの起動、HDD管理……全てから自由になりました。
家族の思い出を、もっと気軽に、もっと安全に見返せるようになったのです。子供たちは自分のスマホで思い出の写真をそれぞれ自由に楽しんでいます。自分の子供のころの写真を友達と共有したり、両親の若いころの写真を見るのが結構楽しいとのこと。
そして何より実感したのは、「自分の脳のリソースが一気に空いた」ということ。今までは「この写真、どこに保存したっけ?」「バックアップしたっけ?」という小さな心配がずっと頭の片隅にありました。それが完全に消えた感覚は、思った以上に快適でした。
同じような課題を抱えている方のお役に立てれば幸いです。
お手数でなければ、ご感想をお聞かせいただけるととても励みになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※ちなみに私はGoogle社とは一切関係ありません(笑)