- 投稿日:2025/05/29
- 更新日:2025/05/29

「病院にお世話になったから、お菓子を持っていきたい」——
高齢のご家族に、そんな相談をされたことはありませんか?
感謝の気持ちは伝えたいけれど、「お菓子を持って行ってもいいのかな?」と迷ってしまうこともあると思います。
今回は、そんなお悩みに、総合病院に勤める医療従事者のひこーぎーがお答えします。
心付けって何?
「心付け」とは、日本の昔からある文化で、冠婚葬祭の時などにサービスを提供してくれた人に対し、感謝の気持ちを表すためにお金や品物を渡す事を言います。
病院の例では、スタッフに菓子折りを渡したり、一昔前のドラマだと手術前に執刀医に封筒を——なんてシーンもありましたよね。
今の時代でも「心付け」はあるの?
実は、今の時代でも見かけることがあります。
特に高齢の方に多いのですが、「お世話になったのだから何かお礼の品を渡すのが礼儀」と考え、お菓子や場合によっては現金を持って来られる方もいらっしゃいます。
しかし、大学病院や公的な病院では、明確に「心付け」をお断りしている施設がほとんどです。それ以外でも、総合病院など大きな病院の多くは「心付け」をお断りしていることが多いです。

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