- 投稿日:2025/05/31
- 更新日:2025/09/29

はじめに
はじめまして
ひらめ@ブログ🔰と申します。
ノウハウ図書館初投稿で、読みにくいところもあるかと思いますがよろしくお願いします。
「落書きしちゃダメ!」って言われてきた壁に、
今は子どもたちが、思いきり絵を描いています。
休日に家族で始めたDIY。
壁紙を剥がして、黒板塗料をぬりぬり……。
初めての作業にちょっと緊張しつつも、コロコロ転がすローラーに夢中になる子どもたち。
一緒に塗って、一緒に笑って、完成したときは「やったー!!」の大合唱。「ここに描いてもいいんだ」っていう自由さと、
自分で作った壁に思いを描ける楽しさ。
家の中にちょっとした“ワクワク”が増えました。
この経験が、どなたかの「やってみよう」の背中を押せたらうれしいです。
きっかけは子供のひとこと
「お父さん、もっと大きい紙ない?」
娘がそう言って、家にある紙を一生懸命かき集め、
テープでつなげて“特大キャンバス”を作っていた日がありました。
「よし、できた!」と満足そうに描き始めた姿を見て、
そのとき私は心に決めました。
——ここを黒板にしよう。
…まあ、正確に言うと、ずっと前から「いつかやってみたいな〜」と思ってはいたんですけどね(笑)
でも、背中を押してくれたのは、あのときの娘のひとことでした。
まずは準備!用意したもの
チョークボードペイント950ml(水性の黒板塗料、多様な色あります)
下塗り剤(含浸シーラーやプライマー)
ローラーセット×2(100均のものでもOK)
ペンキ入れる容器(100均のものでもOK)
マスキングテープ
布マスカー(ビニール+テープ一体型)
手袋(我が家は皆素手でした)
雑巾・ウエスなど
汚れてもいい服
気になるお値段!DIYいくらで出来るの?
チョークボードペイント ¥5,750
含浸シーラー 約¥1,500
上記他含め1万円以内で収まります。
業者に頼んだ場合の費用は?
パプちゃんに聞いてみた。
合計費用の目安
約61,000円〜80,000円 そんなにかかるんだ〜と驚きました。
いざ作業開始!塗る前の子どもたちは…?
工程1:壁紙剥がし
子どもには、ここにペンキ塗るのでまず壁紙剥がすよ〜と
わぁ〜キャ〜♪言いながら
ベリベリめくれる感触が楽しいらしく、2人とも夢中で剥がしていました。
そしてすべて剥がし終わったタイミングで、娘から一言。
「ねぇ、いつペンキ屋さん来るの?」
…ん?あれ?
どうやら**“自分たちが塗る”という発想は1ミリもなかった様子(笑)**
「壁は落書きNG」って言われてきた子どもたちにとって、
「壁に色を塗る=専門のおじさんがやること」だったようです。
工程2:下塗り剤(含浸シーラー)を塗装
壁紙を剥がした後のボソボソを抑えるため、また次に塗る塗料の吸い込みを抑えるために含浸シーラーという下塗り剤を塗装します。
塗るのは簡単です。全体に1度塗装できたら2時間ほど乾燥させます。
乾燥後、我が家ではマグネットペイントを塗装しましたが
硬く伸びにくい塗料なのでムラが出来て磁力も弱く失敗でした…
下手なだけかもですが…
こだわりがなければ黒板ペイントだけの方が楽で綺麗に仕上がります。
工程3:いよいよ♪チョークボードペイント
の前に養生タイム
照明スイッチにはマスキングテープをぐるっと貼り、
床には布マスカーを敷いてしっかりカバー。
万が一ペンキがこぼれても、水性だからサッと拭き取れるので安心◎
そして、ついにペンキ登場。
「え?自分で塗るの⁉︎」
「えっ!このローラーで!?」
と驚く子どもたち、息子はローラーを手にした瞬間こう叫びました。
「スプラのローラーじゃん!!」
テンションMAX。
実際の様子がこちら↓
作業中の気づき 〜娘のセンスにハッとした瞬間〜
ローラーを持って、壁に夢中でコロコロしていた娘。
「うまく塗れた!」「ここまだ薄い?」なんて言いながら、子どもらしい集中モード。
そんな中、ふと妻が後ろを通りたそうにしている雰囲気を、
娘は何も言われずに察しました。
スッとローラーを引いて、道具を寄せ、体をスライド。
「おかあさん、通っていいよ〜」
…それを見ていた私は心の中でこう叫びました。
「こいつ、職人センスあるぞ!!」
通路を塞がない。動線を意識して道具も身体も避ける。
それが自然にできてしまうこの子は、間違いなくデキるタイプ。笑
普段から社内一「動線にうるさい」ひらめとして名高い(?)私の目にも止まる動き。
その一瞬に、ふとよぎる未来の妄想。
「娘と現場に出て、呼吸を合わせて作業する日が来たら…ちょっとアツいな。」
なんて考えながら、ひとり静かにニヤける父でした(笑)
失礼しました工程に戻ります。
工程4:二度塗り〜完成へ
一度目の塗りを終えたら4時間ほど乾燥させ
二度目の塗り、できるだけ均等に塗り終えたら一晩おいて
ついに完成!
でもこの時点で、子どもたちはまだ「ペンキ塗り体験だった」と思ってる様子。
達成感はあるけど、黒板になるなんて1ミリも思っていません。
そして翌日。
私は、何も言わずダイソーでチョークセットをカゴに放り込みました。
その瞬間、娘がピタッと立ち止まり…
「えっ!?なんでチョーク買うの!?どこに描くの!?ねぇ、なんでっ!?ねぇっ!?」
と、“なんで攻撃”が炸裂。
ここはあえて、完全スルーで華麗に受け流す親ムーブ。
家に帰ってからも、何も言わずチョークを1本だけ手渡します。
一瞬きょとんとした娘が、そっと壁に近づいて――
「…え?……えっ!?」
「これ、もしかして描いていいやつなの!?!?」
壁に描かれた白い線を見て、完全に理解したようで、
その瞬間、ナイスなリアクションいただきました。
賃貸・持ち家以外でもできる?応用アイデア
「うちは賃貸だから、壁に塗るのはムリだな〜」と思った方、
ちょっと待ってください。実は“原状回復できる黒板”も作れます!
ディアウォール or ラブリコで壁を“つくる”
賃貸DIYの定番アイテム、ディアウォールやラブリコを使えば、
床と天井を突っ張る形で**仮設の柱(2×4材)**を立てることができます。
そこにコンパネ(ベニヤ板)をビス留めすれば、あっという間に“塗ってもOKな壁”の完成!
そこに黒板ペイント!(チョークボードペイント)
あとは黒板塗料をぬりぬりすれば完成。
描きたいときに描けて、いざ引っ越すときは取り外すだけで原状回復OK!
完成〜作品紹介
足し算
絵しりとり
親戚の集まりでは書いては消して
元漫画のアシスタントのパパさん作
娘さんがリクエストしてサラッと描いてた
おわりに
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
正直、これが誰かの役に立つノウハウになっているかはちょっと不安ですが、
もしこの記事が——
・お子さんと一緒に何か作ってみたい方
・おうちに“描ける壁”があったら楽しそうだなと思っている方
・絵を描くのが大好きなお子さんをお持ちの方
そんな誰かの背中を、そっと押せていたならとてもうれしいです。
低予算ながら、満足度はかなり高いおすすめDIYでした。
また機会があれば、他の家族DIYも紹介できればと思っています。