- 投稿日:2025/06/03

こまち@薬嫌いな病院薬剤師です。
皆さんは病院からもらっている薬をしっかり飲んでいますか?
個人的な感覚としては、しっかり飲んでいる方が多いと思います。
入院された患者様に薬を飲んでいる理由を聞くと「先生が処方したから」「せっかくもらったから飲まないともったいないから」など様々。
実は、場合によっては飲まなくてもいい薬がある事をご存じでしょうか?
誤解を与えないようにお伝えすると、「薬をしっかり飲む」基本的にはこの考えは正しいです。そもそもなぜ薬を飲むのかを理解し、そこから必ずしも飲まなくていい薬の考え方、実際に薬を見直すにはどうするのか見ていきましょう。
主に薬を飲む目的3つ
1.病気の治療
がんや感染症など病気の原因そのものを取り除く(あるいは進行を抑制する)ために使用する。
例)抗がん剤、抗生物質など
2.病気の予防
心筋梗塞、脳梗塞など発症してから再度病気にならないように使用する。
血圧、血糖値、コレステロールなどをコントロールし、命に関わる病気にならないように使用する。
例)抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)、降圧薬、糖尿病薬、脂質異常症治療薬など

続きは、リベシティにログインしてからお読みください