- 投稿日:2025/06/14
- 更新日:2025/10/03

こんにちは、チャコです。
今回は、「Excelファイルを開いただけで、個人情報が漏れるかもしれない」というちょっと怖いお話をします。
特に「マクロ付きのExcel」をメールで受け取ったときには要注意。
その中には、個人情報を盗み出す仕掛けが埋め込まれている可能性があるのです。
💻 そもそも「マクロ」って何?
Excelの「マクロ」とは、繰り返し作業を自動化する機能です。
裏側では「VBA(Visual Basic for Applications)」というプログラミング言語で動いています。
便利な反面、外部ファイルへのアクセスや送信などの命令も書けてしまうため、
悪用されるとウイルスのような動作をすることも…。
⚠️ こんな危険がある!
📤 PCに保存された「個人情報付きのファイル」を、外部に勝手にアップロード🖥️ IPアドレスや使用環境などをこっそり取得🧑💻 他のアプリやデータへのアクセス権を乗っ取る📬 メールアカウントに自動送信し、さらに拡散
とくにファイルを開くだけで実行されるマクロは、パッと見ただけでは気づけません。
🧪 実際にあった事例
「請求書です」と書かれたExcelファイルにマクロが仕込まれていて、 開いた瞬間にパソコン内の顧客名簿を抜き取られた。フリー素材サイトを装った偽サイトからダウンロードしたテンプレートに マルウェアを仕込んだマクロが含まれていた。
どちらも「知っていれば防げた」事例です。
🛡 安全のために今すぐできる3つの対策
①知らない人からのExcelファイルは開かない(ここ大事)
②拡張子が「.xlsm」や「.xlsb」のファイルは要注意
③マクロを「有効にする」前に中身を確認(表示前に判断できない場合は開かない)
📝 最後に
Excelのマクロは、本来とても便利なツールです。
でも、知らない相手から届いたマクロ付きファイルには**“開くだけで情報が漏れる”**リスクが潜んでいます。
「便利そう」「仕事に関係ありそう」と思っても、一度立ち止まって「本当に安全か?」を確認するクセをつけましょう。
あなたの個人情報は、あなた自身で守るもの。
“うっかり”が命取りになる前に、正しい知識を身につけておきたいですね😊