- 投稿日:2025/06/10

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要約
景気敏感株とディフェンシブ株の分類には限界があります。現代では多くの企業が複数の顔を持ち、景気サイクルも複雑。ラベルに頼りすぎず、空気を読む柔軟な投資視点が重要です。
はじめに
「景気敏感株とディフェンシブ株の違いを教えてください」
そんな質問、投資の場ではよく目にします。
でも──ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。
「そもそも、それを分けてどう活かしたいのか?」
景気敏感株って、なに?
一般的にはこう定義されています:
景気が良くなると業績が伸び、悪くなると落ち込む業種
自動車
鉄鋼
半導体
商社
旅行関連 など
ディフェンシブ株って、なに?
こちらは、
景気の影響を受けにくく、安定して利益を出す業種
電力
食品
医薬品
通信
インフラ系 など
でも……本当に「分けられる」?
ここで本題です。
金融セクターって、どっち?🤔
「景気敏感株でしょ?」と思うかもしれません。
確かに、金利が上がれば利ざやが拡大、下がれば圧縮されます。
でも、ちょっと待ってください。
金融は“敏感”だけじゃない。
日常の中で、お金を使わない日ってありますか?
買い物
クレカ決済
振込
ローン
投資
どれも金融の仕組みに支えられています。
もはや、金融=生活インフラとも言えます。

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