- 投稿日:2025/06/10
- 更新日:2025/06/11

あれは“掘り出し物”を探しに行った日のこと
「大企業・官公庁で機器入れ替えとなったノートパソコンをお譲りします」ポストに入ったそんなチラシを見て、私は地元の文化会館で開催される“有償譲渡会”に行くことにした。いわゆる、官公庁などで使われていた中古パソコンの処分市だ。「官公庁」という安心のワード、大丈夫だ、そして何より安い。これはチャンスかも!と鼻息荒く当日を迎えた。
会場はまるでお年玉争奪戦
場所は地方文化会館。入場待ちの行列には、年配の方々が多い。ご高齢の方々が目をキラキラさせて並んでいる姿に「パソコンって今こんなにシニアにも人気なんだ…!」と勝手に感心していた。
順番に入場し、大画面で会社の説明とどんなパソコンなのかなど説明ビデオを見せられる。内容は…正直ほとんど覚えていない。というか「もう早く選ばせて!」と心がはやっていた。
パソコン選びは“自己責任”。でも何を見たらいいか分からない!
説明が終わると購入エリアへ移動。そこには番号札が貼られたパソコンたちがずらっと並んでいた。
でも、詳しいスペック説明もなければ、スタッフに質問している人も見当たらない。「え、見た目で選ぶの?」「何が、どう違うの?」と動揺しつつも、とりあえず一番“見た目がきれい”なものを選んだ。

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