- 投稿日:2025/06/09
- 更新日:2025/10/08

はじめに
リベシティに入っている方々は、確定拠出年金の内容については理解されていると思いますので、細かい内容は説明をしていません。
野村證券の確定拠出年金の商品の内容、投稿者の運用状況を共有させていただき、参考にしていただけたら幸いです。
商品ライナップの紹介
早速ですが、投稿者が選択できる商品と、信託報酬のリストが下記になります。元本保証型を除き、下記の26種になります。
・バランス型
・国内株式/債権
・外国株式
・外国債権、REIT
オススメ商品は?
下記の3種です。
・野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI
信託報酬:0.09889%
・野村米国株式S&P500インデックスファンド(確定拠出年金向け)
信託報酬:0.1078%
・野村全世界株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)
信託報酬:0.1122%
理由は、下記3つです。
1.「外国株式であること」
→成長性の高い、外国株式で分散されたものを選びましょう。
2.「パッシブ(インデックス)であること」
→指数連動のパッシブを選びましょう。アクティブ、バランスは信託報酬 が高く、パッシブ以上の成績を見込みにくいです。
3.「信託報酬が低いこと」
→eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬が0.05775%であることを考えると、信託報酬はできる限り低いものにしたいです。
実は、選択肢はかなり狭いです。
ちなみに、S&P500と全世界株式は、今年(2025年)新規に追加されましたので、昨年までは、野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAIの一択の状態でした。
投稿者の運用状況は?
2025年06月09日時点で下記です。
掛金累計額:2,354,682円
時価評価額:4,025,732円
評価損益:+1,671,050円 (+70.97%)
大卒で今の会社に入社し15年ほど運用しています。
中身はすべて、先程オススメさせていただいたうちの一つ「野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI」です。
状況はプラスなので問題ないのですが、実は私がオススメ商品で運用してるのは、ここ数年のお話なのです。
15年前の新入社員の時は、知識も興味もなく、全額元本保証型を選択しており、8年は放置していました。半分の期間は、まともに運用できていません。
その後、会社の組合関係で知識を得て、投資商品(バランス型等)を選択し、少しマシにはなりましたが、まだまだ勉強不足であり、商品中身を理解せずに運用していました。
リベ大YouTubeで勉強させていただき、やっと自分で今の運用に納得して進められています。
ここ数年の外国株式の好調に乗ることができていますが、新入社員の頃から勉強していれば…と思わずにはいられません(強欲)
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ご自身の確定拠出年金の状況と比べていかがだったでしょうか?
確定拠出年金は、会社の制度ですので、嫌でも運用することになり、NISAよりも先に確認すべき、重要な制度かと思います。
参考にしていただけたら嬉しいです。
かなりあっさりとした内容になっていますので、なにかご質問等いただければ、喜んで回答いたします。
お時間あれば、おまけも見ていってください!
おまけ【確認してみよう 目論見書】
目論見書を確認するのはとても大事と実感した経験があり、少し例を挙げます。
・積立をやめた「マイバランスDC70」
以前、主力で積立していたマイバランスDC70について、なぜやめたのか?
それは目論見書を確認し、その内容が自分の投資方針と全く合わないことを理解したからです。
この商品の内訳は、下記です。
国内株式:45% 海外株式:25% 国内債券:20% 海外債権:10%
※株式が70%あるから、マイバランスDC70です。
とにかく国内株式が多い!!と感じました。
またよく考えたら、 債券はいらない とも思いましたし、
これに積立していたのかと、軽くショックを受けました。
なんとなくバランス型って良さそう! と思って積立していましたが、
しっかり中身を確認しないとダメだと学びました。
バランス型は、いずれも守りな構成が多いので、注意してほしいです。
・かなり厳しい「野村DC運用戦略ファンド」
先輩の投資している「野村DC運用戦略ファンド」が、
全然増えない! という話を聞いて、確認してみました。
↑10年のデータだけど、あまり変わってない???
↑オススメ商品の野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAIとの比較をすると、差がすごい。
これも目論見書をチェックすると、理由がわかりました。
・中身が下記です。色々分散されているのは良いのかもしれませんが、増える見込みがある株式の比率が10%ちょっとしかなく、債権、REIT多め、リターンを得るのは、難しそうです。
・信託報酬が、アクティブ系なので、0.88%と高く、ただでさえ少ないリターンを奪っていきます。
実は、これが26種の中で、一番上に表示される商品なので、
選ぶ人が多いのでしょうか?
・目論見書の確認にもAIを使いましょう
目論見書を確認するのは、面倒くさい、難しそう と感じるのであれば、
ぜひAIを活用しましょう。
最近紹介されてるNotebookLMで、PDFの目論見書を読み込ませれば、必要な情報だけを抽出してもらうこともできますので、かなりハードルは下がると思います。
おわりです。
改めて読んでくれてありがとうございます。