- 投稿日:2025/06/10
- 更新日:2025/09/29
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私は過去に、投資詐欺に巻き込まれた経験があります。そのときの損失は決して小さくありませんでしたが、その「痛み」から多くの学びを得ました。
そして今、その経験が私の資産形成において大きな武器となっています。
今回は、私が詐欺被害を通じて身につけた「4つの教訓」を紹介します。これらは、これから投資や資産運用を始める方にとって、詐欺を回避するヒントにもなるはずです。
4つの教訓
1. 年利10%以上は基本的に「異常値」と知るべし
以前の私は、「年利12%保証」といった甘い言葉に疑問を持たず、投資してしまいました。しかし、改めて市場全体を調べてみると、長期で安定して年利10%以上を出せる投資は極めてまれです。
健全な投資は「時間を味方につけるもの」。高利回りには必ずリスクがあると知ることで、冷静な判断ができるようになりました。
2. 情報は「自分で調べる力」がすべて
詐欺に遭った当時、私は提供された情報を鵜呑みにしていました。しかし、その後は「金融庁のサイト」「信頼できる金融系メディア」などを活用して、自分の目で確かめるクセをつけました。
SNSや口コミの情報だけで判断するのではなく、出典の明確な情報を探す力が、資産を守る最強の武器になります。
3. 「必ず稼げる話」は、99%ウソだと思え
詐欺師の常套句は「リスクなしで稼げる」「他には紹介していない限定情報」です。
本当に稼げる投資ほど、人には教えたくないのが人間の心理。誰かがあなたに「儲け話」を持ってくるとき、それはあなたの利益ではなく、“相手の利益”が目的かもしれません。
4. 相手の「商流」を理解すれば、本質が見えてくる
投資の話を持ちかけてくる相手のビジネスモデルや収益構造(=商流)を調べることも重要です。
「どこからお金が発生して、誰が得をしているのか?」を明確にすることで、その仕組みが本当に健全なのか見抜けるようになりました。
詐欺から得た知識に、今は感謝している
詐欺被害は決して肯定できるものではありません。しかし、そこで得た金融リテラシーは、今の自分の資産形成に大きく貢献しています。
そして、多くの詐欺被害者の方から話を聞く中で、共通する落とし穴が上記の4点であることにも気づきました。
もしあなたが今、投資や副業、資産運用に関心を持っているなら、どうか「学んでから動く」ことを大切にしてください。
知識があなた自身と、あなたの大切な資産を守ってくれます。