- 投稿日:2025/06/12
- 更新日:2025/09/29

私は過去に投資詐欺に巻き込まれた経験があり、同じような被害に遭ってほしくないという強い想いから、現在はX(旧Twitter)で「詐欺撲滅」を訴える発信を続けています。
今回は、実際に私が活動を通じて出会った方々の体験談をもとに、「詐欺に狙われやすい人の共通点」をまとめました。
少しでも資産を持ち始めた人、これから投資を考えている人には特に知っておいてほしい内容です。
狙われるのは「少し余裕のある人」
詐欺に遭いやすい人の多くは、実は“資産が全くない人”ではありません。
私の周囲で被害に遭った方々の多くは、300万円~500万円程度の資産を保有している方々でした。
このような方は、「これからもっと資産を増やしたい」と前向きな気持ちを持っている反面、
他人より少し余裕があるという自信(思い込み)
投資の基本知識が分かっていない
身近な知人・友人の紹介を信用してしまう
といった“心のスキ”や“油断”が入り込む余地があり、それを詐欺師に見抜かれてしまうのです
詐欺に遭いやすい人の共通点
投資の原理・原則を知らない(または理解が浅い)
「元本保証で年利10%」など、冷静に考えればあり得ない話にも、「紹介者が信頼できるから」と信じてしまうケースが多くありました
基本的な投資の知識を持っていないと、リスク判断ができずに鵜呑みにしてしまいがちです
SNSで資産をちらつかせてしまう
自分の貯金額や投資成績をSNSで発信する人は、詐欺師のターゲットになりやすい傾向にあります。
詐欺師は情報収集に長けており、資産を“におわせる”だけでもターゲットにされる可能性があります
知人からの“ちょっとおいしい話”を疑えない
「保険営業の知人が“いい投資案件がある”と言ってきた」「昔のバイト仲間が“誰にも言ってないんだけど…”と情報をくれた」
このような“関係性を利用した甘い勧誘”は、警戒心を下げる強力な武器になります。
詐欺は、信用している相手から持ちかけられるほど、見抜くのが難しいのです
資産の「鍵」は自分だけが持つもの
詐欺師は、驚くほど嗅覚が鋭く、あなたの心の隙や言動からチャンスを見出そうとします。
だからこそ、以下のような意識がとても重要です。
・SNSや日常で「資産情報」は口外しない
・投資案件は、第三者の意見や金融庁の情報で裏取りをする
・「自分だけが知っている特別な話」は、まず疑ってみる
そして何より、
自分の資産の「鍵」を他人に渡さないこと
開けるのも閉めるのも、すべて自分の責任であることを忘れないでください
最後に
詐欺に遭った方々の経験は、確かに痛みを伴うものでした。
しかし、そこで得た教訓や金融知識が、今の私の資産形成を支える土台になっています。
この記事が、これから資産を増やしたい方の「守りの力」になることを願っています。