- 投稿日:2025/06/21
- 更新日:2025/10/01

私が体験した「家賃の値上げを拒否した話」をリアルにお届けします。
内心ではけっこうビビっていた2ヶ月間でしたが、結果的には“成功”しました!
「家賃の値上げ通知が来たけど、本当に断れるの?」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
■更新通知、そして値上げの文字…
4月某日、管理会社から更新手続きのハガキが届きました。
「もうそんな時期か~」と確認してみると、そこには「家賃2,000円アップ」の記載が。
更新料はそのままだったものの、ついに自分にも“値上げの波”が来たのかと内心ドキドキ。
でもすぐにこんな考えが頭に浮かびました。
●学長もライブで「値上げは拒否できる」って言ってた!
●これは実験だと思ってやってみよう(できれば成功してほしい)
●更新期限は5月下旬。まだ時間はある!
「ここで“守る力”を発揮せねば…!」と、値上げ拒否のチャレンジを決意しました。
■まずやったこと
最初にとった行動は「ノウハウ図書館」での検索です。
キーワードはそのまま「家賃値上げ 更新」。
出てきた事例を参考に、文面をマネしてみました。
ただ、管理会社によって対応が異なるらしいので、同じようなケースを追加で探すことに。
また、やり取りは証拠が残る「メールや書面」がベストとのこと。
そこで、疑問点や法律関係はAI(パプちゃん)を使って確認。壁打ちしながら、自分の中の不安を解消していきました。
今回ノウハウ図書館で参考にさせていただいた記事は、
【資料説明と拒否メール編】賃料・更新料の値上げを拒否!月0.5万円、2年6.9万円アップだと!?●kocchi@さん
【賃貸契約更新】家賃値上げ‼️のハガキがきた〜😱です。それぞれの記事でとても参考になり、めっちゃ助かりました!🙇
■お問い合わせフォームから送信!
ハガキやホームページを見ても、メールアドレスの記載はナシ…。
なんとかデジタルで連絡を取れないかと探してみたら、ホームページの奥に「入居者専用のお問い合わせフォーム」を発見!
さっそくノウハウ図書館を参考に作った文面を入力して送信。
自動返信メールが届き、「これで証拠は残った!」とちょっと安心。
(最悪、消費者センターに相談する時の証拠になります)
が、ここから音沙汰がない。
数日待っても、1週間待っても…返事が来ない。
「そもそもフォームは届いてるのか?」
「わざと無視されてるのでは?」
と、だんだん不安がふくらんでいきました。
■一旦放置。けれど、次の一手は考えておく
不誠実とまでは言いませんが、問い合わせに反応がないのはちょっと残念。
とはいえ、こちらからの意思表示は済んでいるので、しばらく放置することに。
その間も、パプちゃんとやり取りして今後の対策を検討。
A案:メールでやり取りが続けばそのまま進める
B案:ダメなら消費者センター+法定更新の流れ(その場合、更新料の返還も視野に)
準備だけはしっかり整えておきました。
■オフ会の最中、知らない番号から着信…
楽しくオフ会に参加していたある日、見慣れない番号からの電話が。
"電話帳ナビ"によると迷惑電話ではなさそうなので、「もしかして?」と思いつつ、いったんスルー。
その後すぐにSMS(ショートメッセージ)が届きました。
内容は「管理会社の○○です。更新手続きができておりません。至急こちらの電話番号にご連絡を…」というもの。
「おっ、これSMSで返信できるかも?」と思い、すぐに返信を試みるも…なぜか送れない。
よく見ると、相手の番号は“固定電話”。
調べてみると、SMS送信用に専用の仕組みがあり、こっちからは返信できない設定のようでした。
■再びお問い合わせフォームで返信
ということで、再度フォームから以下の文面を送りました
管理会社 ○○様
5月◯日にお電話とSMSをいただきましたが、4月◯日にお問い合わせフォーム(当フォーム)より更新についてご連絡済みです。
まずそちらをご確認いただき、メールにてご返信いただけますでしょうか。
よろしくお願い致します。
これでまたしばらく待ってみることに。
■返信は…やっぱり来ない
「今度こそ返ってくるか?」と思ったものの、案の定無反応。
「このまま放っておいたらどうなるのか…」とモヤモヤしながら、
最悪、書面で郵送する方法も視野に入れました。
(住所は記載があるので、書留で送れば証拠も残せます)
でもやっぱり、できれば費用も手間もかけたくない…。
■再び着信。今度は電話に出てみた
そんな時、また別の知らない番号から電話が。
思い切って出てみたところ、やはり管理会社からでした。
「更新手続きが未完了です」とのことだったので、以下を冷静に伝えました。
●4月にフォームから連絡済みであること
●電話&SMS後に再送信もしたこと
●対応に不信感があること
●今後の連絡はメールでお願いしたいこと(理由は“多忙なため”と説明)
こちらの主張だけを淡々と伝え、会話は早めに終了。
(あえて余計な話は聞かず、揺さぶりを警戒しました)
■そしてついに、メールが届く!
数日後、ついにメールで返信が。
内容を見てみると…
●「お問い合わせフォームの場所は合っております」
●「こちらの確認が遅れてすみません」
●「家賃は据え置きで対応させていただきます」
…きた!値上げ拒否、成功!!
■最後に
念のため、家賃が据え置きになることが明記された「覚書」を送ってもらい、無事に更新作業が完了しました。
2ヶ月間、ずっとモヤモヤ&不安を抱えていましたが、ようやく決着がついてホッとしています。
■まとめ:家賃の値上げ、拒否できます!
もちろん全てのケースに当てはまるとは限りませんが、
私のような“ビビリ”でもやってみたら、意外となんとかなりました。
大切なのは、「調べて準備すること」「記録を残すこと」「冷静に対応すること」。
この記事が、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。