- 投稿日：2025/07/03
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要約
就職氷河期世代。大学中退、うつ病、社会不適合。そんな私でも、人との出会いと小さな積み重ねでキャリアを築いてきた体験談です。生きづらさを感じる誰かのキャリアの参考になれば幸いです。
うつ病、大学中退、就職氷河期。
働きたくても働けなかった時期があります。そんな私が、今では残業代０で計算しても平均年収に到達。ひとり親で養育費も貰っていませんが、金銭的には困らず生きています。その道程やきっかけをまとめてみました。
誰かのお役に立てたら嬉しいです。
大学中退、履歴書に書けることがない
私のキャリアは、世間一般の“スタートライン”にも立てないところから始まりました。
氷河期世代の終わりごろ。2001年に大学に入ったものの、ある頃からどんなに目覚ましを鳴らしても、夜８時に寝ても起きたらお昼の12時！？うつ病と診断され、3年生で中退。
当時は今よりずっと、心の病への理解は乏しく、家族の中でも孤立していました。
兄からはうつ病なんて「気のせいだ」と言われ、母は私が悪いのだと泣いて責めるばかり。安心できる場所はありませんでした。
かといって、働くあても元気もなく、一人暮らしはできない。
居心地の悪い実家でただ、耐えるように過ごしていました。
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