- 投稿日:2025/06/23
- 更新日:2025/10/01

「マーケティング」と聞いて、何を思い浮かべますか?
戦略を考える力?
市場調査をして、広告をかけること?
数字の分析力?
きっと今これを読んでいるあなたも、
日々「もっと良くしたい」「成果を出したい」と思いながら、
自分の仕事に向き合っているのだと思います。
僕もずっと、「どうすればもっと成果を出せるか」と考えて、
いろんなスキルを学んできました。
その中で出会ったのが、マーケティングという考え方。
最初は「売れる仕組みを作るためのもの」だと思っていました。
でも、
学びながら実践していくうちに、少しずつ見方が変わってきたんです。
これは、そんな僕がマーケティングに向き合う中で、
気づいたことを書いたお話です。
「売るため」じゃなく、「届けるため」の学びだった
最初は、自分の商品をどうやってうまく売ればいいのか——というシンプルな動機から、マーケティングを学び始めました。
本を読み、動画を見て、人にも話を聞いて…
知識が増えるにつれて、少しずつ「伝えること」の奥深さに入り込んでいきました。
「誰に」「何を」「どう届けるか」。
それを突き詰めていくと、
商品そのものよりも
「その人の今の気持ち」や「困っていること」に目が向いていく。
次第に、こんなふうに考えるようになりました。
「この人は、どんな場面で困っているんだろう?」「この人が、本当に望んでいる未来って、どんなものだろう?」
いつの間にか、商品をどう売るかよりも、
「どうすればこの人は幸せになるんだろう」と考えるようになっていました。
深く考えると、自然と“人のため”になっていた
自分にできることはなんだろう?
この商品じゃなくても、本当はこういう言葉をかけたほうが喜んでもらえるかも——
そう思って動いているうちに、仕事が「手段」じゃなく、
「誰かの役に立つための行動」になっていったんです。
あれ? マーケティングって、思いやりそのものじゃない?
それに気づいた時、世界が広がったような気がしました。
“思いやり”は、対人関係も変えてくれた
もっと言えば、この「相手を想像する力」は、仕事以外でも自分を支えてくれるようになりました。
例えば、人とのちょっとしたすれ違い。
以前の自分なら、イラッとしたり、感情的になってしまっていたことでも、
「この人、もしかしたら今日なにか嫌なことがあったのかもな」
「言い方がキツくなったのは、自分を守るためだったのかも」
そうやって、自然と思考の“余白”を持てるようになったんです。
もちろん、全部がうまくいくわけじゃない。
でも、「相手の背景を想像するクセ」がついたことで、無駄にイライラすることが減ってきました。
いつの間にか、「思いやり」は仕事だけじゃなく、人との関係や、自分自身の生き方にも深く根を張るようになっていました。
最後に──僕がマーケティングを通じて本当に学んだこと
僕がマーケティングを深く考えるようになってから、
相手のことを想像するようになり、どうすれば喜んでもらえるかを考えるようになりました。
そして、こういう結論に至りました。
マーケティングとは思いやりであり、
思いやりとは、人を想像し、喜ばせる力。
そして、ビジネスとは価値を届けて対価をいただくこと。
だから僕は、こう結論づけています。
マーケティング = 思いやり = 最強のビジネススキル
マーケティングという言葉は、ときに難しく捉えられがちだけれど、
僕が向き合ってきた先にあったのは、「人を想う力」でした。
もし今、あなたが
「どうすれば伝わるだろう」「どうすれば喜んでもらえるだろう」
と考えているなら、