- 投稿日:2025/06/24
- 更新日:2025/09/29

近年、スマートフォンやネットショッピングの普及により、誰でも簡単に商品を注文し、生活に必要なサービスを利用できるようになりました。しかしその一方で、スミッシング詐欺と呼ばれる新たな脅威が急速に広がっています。
スミッシングとは?
スミッシング(Smishing)は、「SMS」と「フィッシング」を掛け合わせた言葉で、SMSを使って個人情報を抜き取る詐欺手法を指します。よくある例としては、
・宅配業者を装った「不在連絡」SMS
・電力会社や通信会社を名乗るアンケートや請求連絡
・金融機関をかたった口座確認・本人確認の依頼
などが挙げられます。
実際に私のもとにも、「荷物が届きませんでした」というようなSMSが度々届きます。
なぜスミッシングは防ぎにくいのか?
一見して本物そっくりな文章とリンク先、そして信頼性のある企業名を名乗ることから、多くの人が一度は騙されそうになった経験を持っているのではないでしょうか。
私自身、過去に「ポイントがもらえるアンケート」に参加して個人情報を入力したことがありました。おそらくそのタイミングで、情報が第三者に渡ってしまったのだと感じています。
防ぐためにできる具体的な対策
私がこれまでに試して効果があったと感じている方法をいくつか紹介します。
SMSやリンクは基本無視・確認するまでクリックしない
宅配業者や電力会社など、公式アプリや公式サイトでの確認を徹底しましょう。
電話帳ナビなどの迷惑電話アプリを活用する
無料で使用できる「電話帳ナビ」は、80点以上の対策効果があると感じています。着信の危険度を表示してくれるため、初めての番号にも対応できます。
有料アプリ「トビラフォンモバイル」も有効
精度の高いフィルタリング機能で、詐欺電話・SMSのほとんどを遮断してくれます。安心を買う意味で導入する価値があります。
ポイ活のリスクを理解する
アンケートや無料登録で得られるポイントの代わりに、自分の個人情報が拡散する可能性があります。目先の利益より、長期的な安全性を優先しましょう。
自分の情報は自分で守る時代へ
スミッシング詐欺は、巧妙でありながら非常に身近に潜んでいます。私自身、学生時代から小さな失敗を重ねてきましたが、それらの経験が今、自分や周りの人を守る知恵に変わっています。
「誰でも騙される可能性がある」という意識を持ち、冷静に対処する力を育てていくことが何よりも大切です。この記事が、あなたの生活と大切な情報を守るきっかけになれば幸いです。