- 投稿日:2025/06/25
- 更新日:2025/09/29

はじめに
こんにちは、ふぃるあきです。
先日、人生初の大腸内視鏡検査を受けてきました。
「そろそろ受けておくべきかも」と思いながら、なんとなく先延ばしにしていた検査。
今回ようやく踏み切ることができたので、予約〜準備〜当日までのリアルな体験談をまとめました。
これから受けようとしている方の参考になればうれしいです。
1. 検査を受けようと思ったきっかけ
もともとは胃カメラの検査を先に受けていました。
そして、検査結果を聞いたその日のうちに、
「この機会に大腸も診ておこうかな」と思い、大腸カメラの予約を取りました。
予約したのは2月でしたが、実際の検査日は4ヶ月後の6月。
「そんなに先か…!」と驚きましたが、人気のクリニックでは普通のようです。
早めの予約が大切ですね。
2. 検査前の準備と食事制限
■ 2日前からの食事制限
検査の2日前から食事制限が始まります。
脂っこいもの、野菜や果物などの繊維質、豆類などがNGです。
クリニックで売られていた検査食は購入せず、自分で調整しました。
主食:ごはん、うどん
おかず:卵焼き、焼き魚など脂の少ないもの
おやつ:クラッカー、ゼリー、蒸しパンなど
初日はそこまで苦じゃなかったのですが、2日目になると「今日もうどんか…」と、ちょっと飽きがきました(笑)

■ 前日の夜:下剤服用と夜中のトイレタイム
前日の夜には2種類の下剤を服用し、水をたくさん摂るように言われます。
寝る前にトイレ(小)に行き就寝…zzz
そして深夜3時頃に急な便意で目が覚めました。
そこから朝までに5回ほどトイレへ。
下剤が効きすぎる体質なんですよね…。
ちなみにこの下剤は、当日飲むものとは別タイプで、錠剤プラス液体でした。
味はよく覚えていません(笑)
3. 当日の流れ
■ 朝9時に受付
当日の受付は9時。
到着後、専用トイレ付の個室に案内されました。
オットマン付きのリクライニングチェアで、かなり快適です。テレビもありました。
■ 個室ブースで下剤(薄い梅味)を1L
ここで出されるのが、当日用の下剤1リットル。
「これを1時間で飲み切ってください」とのこと。
味はほんのり薄い梅味で、最初は「飲みやすい」と思いましたが、
500mlを超えるとさすがにキツくなってきます…。

■ トイレは5回では終わらない!? ナースさんとの確認
「便が5回出たら便の状態を見たいのでナースコールを」と言われていたので、5回目のあとに呼びました。
ナースさんに便の状態を確認してもらい、
「もう1回出して、また見せてくださいね〜」と言われます。(恥ずかしいですがすぐ慣れます笑)
その後も「もう1回」「あと1回…」と続き、計7回以上トイレに。
「もう出ません…」という状態になって、ようやくOKが出ました。
■ 検査着と紙パンツ&血圧測定
トイレ確認が終わったら、検査着にお着替えです。
噂のおしりに穴が空いた紙パンツを着用し、着てきたTシャツの上からワンピース型の検査着を羽織ります。
着替えたあとに血圧測定がありました。
下剤ラッシュのわりには安定していて安心しました(笑)
■ 点滴を受けて検査前の待機
次は水分補給の点滴。
そのまましばらく待機になるのですが、この間もずっとiPadで動画タイム。
Wi-Fiが通っていたので、ストリーミングでも問題ありませんでした。
この待ち時間が地味に長いので、娯楽アイテムは必携です。
■ いざ検査。気づいたら終了してた
14:30頃、ようやく検査室前のベッドへ移動します。
「眠くなる薬を入れますね〜」という声を聞いたところまでは覚えています。
そのあと点滴の管からひんやりした感触があり…
…気づいたら検査は終わっていました。
まったく痛みも記憶もなく、まさに「寝て起きたら終わってた」パターンです。
4. 検査後〜診察まで
■ 休憩と着替え
検査後は30分ほど体調が整うまでベッドで休んでから、個室へ戻って私服に着替えました。
その後はお菓子とお茶をいただいて、しばし休憩。
■ 診察結果を聞いて安心
最後に先生から結果の説明がありました。
・小さなポリープが見つかったのでその場で切除済み
・その他に異常はなし
・次回は5年後でOK
結果を聞いて、心からホッとしました。

5. 検査を受けて感じたこと(まとめ)
・食事制限はやさしい内容だけど、2日目が特につらい
・前夜の下剤は印象薄いけど、効き目はしっかり
・当日の下剤は「薄い梅味」だけど、量がキツい!
・トイレは5回で終わらないかも。覚悟しておくと◎
・検査は無痛・無記憶。寝て起きたら終わってる
・動画・音楽・本など、待機時間対策は必須!
おわりに
初めての大腸内視鏡検査、無事に終了しました。
やる前は不安や恥ずかしさがありましたが、終わってみれば「もっと早く経験してもよかったな」と思えるほど、あっけなく感じました。
気になっていた体の状態を“見える化”できたことで得られる安心感は大きなリターンです。
知って・行動して・体験してこそ得られる安心。それを実感した1日でした。
これも立派な「健康への投資」。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
※検査の流れや準備内容は、病院やクリニックによって異なる場合があります。
あくまで一例として、これから受ける方の参考になればうれしいです。