- 投稿日:2025/07/01
- 更新日:2025/11/14
こんにちは、准看護師として病院勤務しているまきです。
今回は、実際に私が「睡眠時無呼吸症候群かも?」と気づいてから、検査・治療に至るまでの体験談をご紹介します。先に、結論から言うと
①専門医を探して受診する(https://659naoso.com/clinics/)
②検査を受ける
③自分に合った治療をする
です。お時間がある方は、検査内容などもお読みくださいね。
睡眠時無呼吸症候群とは?
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」とは、睡眠中に何度も呼吸が10秒以上止まったり、浅くなったりする病気です。放置すると、高血圧・心疾患・脳卒中・糖尿病のリスクが上がるほか、日中の強い眠気によって事故を起こす可能性もあります。
検査を受けようと思ったきっかけ
私が最初に異変を感じたのは、家族からの言葉でした。
「いびきがひどいよ」「時々、呼吸が止まってるよ」さらに、日中に強い眠気があり、仕事中も集中力が続かず辛くなる日が増えていました。夜中、自分のいびきで目が覚めることもあり、ついに「これはおかしい」と自覚しました。
偶然、職場に専門医がいた!
私は高齢患者さんの多い病院で准看護師として働いています。
ある日、職場の上司に相談したところ「うちの内科の先生、睡眠時無呼吸症候群の専門医だよ」と教えてくれました。すぐに診察を受けられる環境だったのは、とてもラッキーでした。
自宅でできる「簡易検査」
まず行ったのが自宅での簡易検査です。診察時に病院が手配してくれた検査キットが自宅に届くので、鼻の下に呼吸センサーをテープで固定し、指先には血中酸素飽和度を測定する機器を装着します。検査は2日間。1日目はうまく固定できずセンサーが外れて測定失敗。2日目は無事、朝まで装着できました。顔にセンサーを貼り付けるのは違和感があり寝づらかったですが、この後に受ける一泊検査に比べたらマシです!
簡易検査の結果 → 「中度(重度寄り)」
予想はしていましたが検査結果を聞いて、やはりショックでした。無呼吸・低呼吸指数(AHI)が重度寄りの中度。確定診断するにはさらに精密検査が必要とのことでした。そんなに重い状態だったなんて…。でも「今わかってよかった」と思い直し、次のステップへ。
精密検査(ポリソムノグラフィー/PSG検査)
一泊入院(保険適用で約25,000円)で、より詳しい検査を行いました。
夕方6時~翌朝7時まで、以下のデータを記録します。
◉脳波・心電図
◉鼻からの空気の流れ
◉血中酸素飽和度
◉胸・お腹の動き
(※足にもセンサーをつけて測定する病院もあります。)
頭、首、顔、胸、指などにセンサーをつけられ、まさに線だらけ状態!
とはいえ、記録用PCは無線なのでトイレも自由に行けます。ペットボトル+ストロー持参は必須。センサーのせいでコップでは飲みにくいです。私は勤務先での検査だったので気が緩み、途中うつ伏せで爆睡→センサー外れというトラブルも(笑)でも記録時間は足りていたのでセーフでした。
※翌朝の髪はセンサー装着時のクリームでゴワゴワ。可能ならばシャンプー&コンディショナーを!
精密検査の結果
結果は以下の通り。かなり深刻な数値でした。
◉無呼吸+低呼吸:1時間あたり28.4回(中度)
◉酸素飽和度低下(SpO₂):1時間あたり30.8回(重度)
◉最長無呼吸:26.2秒横向きでも無呼吸が起こっていた
ということで睡眠時無呼吸症候群の確定診断がつきました。そしてすぐに治療が必要な状態でした。
CPAP治療スタート
主治医に勧められた治療は、CPAP(シーパップ)療法。保険適用の治療で、就寝時に空気を鼻から送り、気道を広げて無呼吸を防ぎます。マスクには大きく2タイプがあります。
◉鼻+口を覆うタイプ
◉鼻下だけのピロータイプ(私はこれが合いました)
慣れるまでに2ヶ月かかった!
私は口を開けて寝る癖があったため、空気が口から逃げてしまい効果が出ませんでした。そこで、口をテープで留めたり、フェイスベルトで口を開かないようにするなどの工夫をして、ようやく2ヶ月で慣れてきました。最初は長いホースが邪魔で寝苦しく15分しか耐えられなかったのが、今では朝まで装着できるようになりました!
5ヶ月後の変化と効果
現在、CPAP(シーパップ)治療開始から5ヶ月経過。無呼吸回数は徐々に減少。日中の眠気も軽減しつつあります。とはいえ、まだ波はあります。主治医と相談しながら陽圧(空気の圧力)の高さを調整し、今後も経過観察を続ける予定です。
CPAP以外の治療法もある
人によっては、以下の治療が適している場合もあります。
マウスピース:下顎を前に出し舌の沈下を防ぐことで気道を広げる装置
外科的手術:気道の狭い部分を広げる
減量:肥満が原因の場合に有効
検査費用の目安(保険適用・3割負担の場合)
◉自宅簡易検査:約2,700〜3,000円
◉精密検査(一泊):約25,000〜40,000円(病院により異なる)
※個室代や食事代などが別途かかる場合もあるので事前確認を!
専門医の探し方
地域の「睡眠時無呼吸症候群 専門医」でネット検索すると、一覧が出てきます。また、下記のリンク先からも探せます。
無呼吸なおそう.com:https://659naoso.com/clinics/
まとめ|「疑ったら、まずは行動!」
もし、自分や家族が「睡眠時無呼吸症候群かも?」と思ったら…
✅ 専門医を受診する
✅ 簡易検査や精密検査を受ける
✅ 適切な治療を受ける
この病気は、「眠れない」だけの問題ではありません。
命に関わる重大な疾患とつながっています。だからこそ、思い切って一歩を踏み出してみてください。私の体験が、少しでも誰かの背中を押すきっかけになれば幸いです。