- 投稿日:2025/06/29
- 更新日:2025/06/29

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要約
実家で暮らす親を自分の扶養に入れた方が安心感が増して、扶養控除や社会保険料を利用してトータルでメリットあるのではとご質問を頂くケースがあります。
ご両親の収入や年齢・お住まいの場所、ご自身の所得水準、会社員か自営業で変わってきます。条件等についてまとめてみました。
実家の親を扶養に入れられる条件
① 扶養している証明が必要:仕送りをしている
<税務上・社会保険上>
扶養しているので、仕送り等資金的援助をしていることが条件になります。
親が60歳未満は年収130万円未満、60歳以上または障害者の場合は年収180万円未満で、かつ仕送り額が親の収入を上回る必要があります。
•仕送りの証明として、仕送りの事実と金額が確認できる書類(預金通帳の写し、現金書留の控え等)が必要です。
② 親の収入が上限未満で事業主ではない<税務上>
親の所得が48万円以下であること給与収入のみの場合は年収103万円以下、公的年金のみの場合は65歳未満で年収108万円以下、65歳以上で年収158万円以下が目安です。
親が事業専従者でないこと:親が個人事業主の事業専従者として給与を受け取っている場合は対象外です。
社会保険面・税務面と記載しましたが、簡単に説明しますと、親御さんに一定額以上仕送りをして、親御さんの収入も一定基準未満であることが条件になります。

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