- 投稿日:2025/07/01
- 更新日:2025/09/29

夫婦共働きで、息子2人も社会人になりました。
やっと「貯め時」──定年まであと2年。今こそ本腰を入れてお金を貯めないと、という焦りが出てきました。
そんなとき、新NISAが始まり、「投資ってどうするの?」とYouTubeで検索していたら、リベシティに出会いました(2024年6月)。
すぐに会員登録し、学長ライブを聞いて、宿題リストにも手をつけ始めました。
この年齢になると、まあ出てくる出てくる──
銀行口座もクレジットカードも山ほど。
住宅ローンは地元の銀行、生命保険もがん保険もバッチリ、
自動車保険は昔からの付き合いで割高なまま、
スマホは大手キャリアで契約し、読みもしない新聞はきっちり購読中。
家族全員スマホを持ってるのに、なぜか固定電話も現役で、もちろんテレビも契約しています。
気づけば、まるで支出の見本市。
まずは、私の生命保険を解約しました。
息子たちは成人していて、万が一のことがあっても困らない。
住宅ローンは残っていますが、退職金である程度調整できそうなので、解約して、その分を“突発的なこと”用に貯金に回すことに。
主人は不満そうでしたが、私自身の契約だったので、実行しました。
ここまで読むと、
「配偶者ブロック?家計を妻が握ってるなら関係ないでしょ」
と思われるかもしれません。
でも、違うんです。
たしかに我が家の家計は私が握っています。
けれど、見直しを始めてすぐに気づきました。
“見て見ぬふり”をしていた部分に、静かにブロックは存在していたんです。
一番の難関は、クレジットカードでした。
主人はお金を使うのが大好き。
結婚当初、私は彼に財布を預けていましたが、入れた分をきれいに使い切る姿を見て、結婚2か月で私が管理に。
2人分の給料をまとめ、毎月おこづかいを渡す形に切り替えました。
でも私は当時クレジットカードが作れず、彼名義の家族カードを使っていました。
家族カードって明細が見えないんですよね。
「まあいいか」と、毎月スルーしていたその“まあいいか”が、
結果的に主人の甘さを許し、助長してしまっていたんだと思います。
それでも、家計を変えると決めたのは私です。
主人は、いまだに保険の整理にもカードの見直しにも積極的ではありません。
今はちょうど車の買い替えを検討していて──
「買う前に、生命保険とクレジットカードは整理しておこうね」と伝えています。
ある意味、“車”を交渉材料にして、家計の見直しを進めているところです。
我が家の“構造改革”は、まだ始まったばかりです。
うまくいくかはわからないけれど、
それでも、今の自分ができることから、ひとつずつ進めてみようと思っています。
同じような状況の方がいたら、
まずは“まあいいか”に目を向けてみると、何かが変わるかもしれません。
「老後のために」じゃなくて、「これからも、自分らしく暮らすために」。
家計の見直しって、思ったより前向きな作業なんだなと感じています。