- 投稿日:2025/07/03

クライアント対応で必要な“現場力”とは
デザインの価値は対話から!
入社から半年ほど経った頃、ようやくクライアントと直接顔を合わせる機会を得ました。2回目以降の打ち合わせや日々の対応は、基本的に一人で行いましたが、初回打ち合わせには必ず上司や先輩が同席していました。
なぜなら初回打ち合わせは単なる情報収集の場ではなく、徹底したヒアリングによってクライアントの課題を明確にし、適切な提案を行う「デザインの土台固め」の場だったからです。
特に新規やデザイナーとのやりとりに不慣れなクライアントは「何を、いつ、どうするか」「どれくらい予算をかけるべきか」などが曖昧なことも多く、認識のすり合わせが重要になります。
デザイナーは、右も左もわからないクライアントの道標となり、その場で解決に向けたアイデアを示す必要があります。毎回「その話は持ち帰ります」と答えてばかりでは、「この人に任せて大丈夫?」と不信感を持たれてしまいます。私の経験上、初回で信頼関係を築けなければ、その後のリカバリーは難しいと感じます。

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