- 投稿日:2025/09/13
- 更新日:2025/09/30

認識できる「欲」、自分が感じている「欲」を考えてみましょう。
それは目的か、手段か
目的よりも手段に対して欲求を持ちやすいので注意しましょう。
例1:コーラ飲みたい
仕事帰りにそう思い、マンションの下にある自動販売機でコーラを買って飲む、うまい!
なぜコーラなのか
マンションの下にある自販機に売ってる炭酸でちょっと安かったから買っちゃう。
シュワッと爽快、喉越しがいい!うまい!
→シュワッと爽快、咽越しがいい!うまい!かつ、すぐ手に入るものであれば、コーラじゃなくても良いですよね。
最終的に行き着いた先は、炭酸水(無糖)
炭酸水をまとめ買いして、冷蔵庫に常備しておき、帰ったら炭酸水を飲めるようにしたら、いつでも飲めるようになって解決。
コーラを買う必要はなくなりました。コーラ飲みたい欲終了。(でもたまに飲むと、いつも飲んでたときより、めっちゃうまい。)
例2:(SNSで見た)バズった食べ物を食べたい、見たい、行きたい
それ見るまで思ってなかったですよね?(私の場合はこれにて終了)
外的要因から、そう思わされていることも多々あると自覚しましょう。
なぜ?
その写真のやつ(インスタ映え)食べてみたい、おいしそう!行ってみたい!楽しそう!
視覚が満たされたい?味覚が満たされたい?お腹が満たされたい?同じような「映える」写真を撮りたい?
満たしたい気持ちは何でしょう?
例3:仕事やめたい
なぜ仕事をやめたいか
業務量、人間関係、体力、精神的ストレス、給与の低さ、業務内容、などなど、理由があると思います。理由を明確化しましょう。
その理由を解消できるような行動をするのが正しい対処
「人間関係に疲れた」
別の場所で同じような業務内容のところなら、今のスキルを活かして働ける。そう思って転職したが、結局、また人間関係に疲れる。(看護師あるある)
だったら、似たような別の場所を転職先にしてはいけません。
「疲れた、休みたい」
休みましょう。心身の不調が著しいときに重要な判断をしてはいけません。
その仕事をやめなくて解決できることなら、やめないほうがいいです。
転職はさらにエネルギーを使います。疲れ果てた状態のまま、エージェント任せにしていたら、自分に合わない職場に引き合わされれる可能性が高くなります。
「給料が低い、もっと稼ぎたい」
転職するのが手っ取り早いかも。現在の仕事+副業という手も。
意識できない欲がある
マズローの5段階欲求説って知っていますか
下位の欲求が満たされないと、上位の欲求は出てこないといわれたもの。
下位の欲求は意識しにくい
欲といえば所属と愛の欲求、承認の欲求、自己実現の欲求が意識しやすい欲求だと思います。
誰かに愛されたい、どこかに所属したい、仲間が欲しい、認められたい、人生で何か成し遂げたい。
「生きていたい」とは日常あまり強く思わないと思います。
下位の欲求は意識しにくいのです。
ただ、肉体的、精神的に追い込まれている段階においても、自分の身体が発する欲求に気づけない人がいます。
例:◯◯に行きたい
この現実から少しでも離れるために異様なほどに湧いてきた場合は注意が必要です。
私は仕事をやめたい気持ちと同時に、当時大好きだったバンドのライブに通い詰め、現実逃避に励んでいたことに、やっと気づきました。
十分な睡眠、適度な運動、栄養バランスのとれた食事を「やりたいこと」と意識しないでしょう。
しかし、安全の欲求と生理的な欲求を満たすためにはこれらを無理なく続けることが大切です。
自分が認識している欲は何を満たせば達成できるのだろう?
その根本を見失わずに、「なんでそう思うんだっけ?」と自分に問いかけましょう。
自分とのコミュニケーションを大切にして、欲望の本質とうまく付き合っていきましょう!
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!