- 投稿日:2025/07/07
- 更新日:2025/10/05

子育てにちょっぴり疲れてしまったあなたへ
こんにちは!アンです🐶
子育てに奮闘中のお父さん、お母さん。
これから子育てデビューをするお父さん、お母さん。
生まれる前から、子どもが成人になっても、親子関係に悩みはつきものですよね。
子供の年齢に合わせて、いろいろな問題が出てくると思います。
私はベビーマッサージや親子ヨガを通じて、多くの方の子育てに関する相談を受けてきました。
私自身、我が子の反抗期が長く、かなり大変な思いをし、試行錯誤した経験があります。
今回は、反抗期や子育てにちょっと疲れてしまった方々へ。
”心が軽くなる処方箋”として、お読みいただけたら嬉しいです☺️💕
はじまりは突然
朝、「おはよう」と声をかけても無視される。
学校のことを聞いただけなのに、「うるさい!」と怒鳴られる。
かつては手をつないで歩いてくれたあの子が、今はまるで別人みたいにそっけない...。
「どうしてこんな風になってしまったんだろう...」
「私の育て方、間違ってたのかな...」
そんなふうに、自分を責めてしまうこと、ありませんか?
我が子の反抗期は少し早く、小学4年生ごろからはじまりました。
”自我が出てきたんだな〜”
最初は、幼かった我が子の成長として、喜びを感じていました。
しかし、次第に、会話のキャッチボールに違和感を覚えはじめたのです。
(ある日)
私「ご飯、なににしようか?」
子「なんでもいい」
我が子の定番の好物を出す。
子「気分じゃない」
私「...。」
「じゃあ食べなくていいよ」
子「おかしいだろ!飢え死にさせるつもりか!!」
私「自分で好きなもの作ったら?」
子「なんでだよ!料理なんかできるわけないだろ!」
(別のある日)
私「お弁当箱洗いたいから、キッチンに持ってきてくれるー?」
子「自分でやって」
私「...。」
「...自分で?ん?誰のお弁当箱なんだっけ...?」
気がついたら、こんな会話の日々になっていたのです。
私は出産してからずっと、ワンオペ育児。
”自分の愛情が足りなかったのかな”
”母親らしいこと、何もできていないのかも”
そんな風に自分を責め、身近に頼る人もおらず、ひとりで悩みを抱え込んでいました。
”この子は、学校の先生にもこんな失礼な態度なんだろうか?”
”お友達にこんな風に接していたら、嫌われちゃうんじゃ..."
隠れて涙を流す日も多々ありました。
親として、何か解決策があるはず。
私にできることはなんだろう?
我が子との関係を取り戻したい一心で、行動を起こしました。
市や学校が運営する子育てセミナーに参加したり、心理学や子育てに関する書籍もかなり読みました。
今回はそこからの学びと気づきを、私の経験談をふまえて皆さんにお伝えしていきます😌
なぜ反抗するの?
子どもが反抗する理由は、
「親を困らせたいから」
決してそうではありません。
実は、「自分ってなんなんだろう?」
「親から離れて、自分の考えを持ちたい」
そんな、"自立への心の成長の証”
小さいころは親の言うことをそのまま信じていたけれど、成長するにつれ、
”本当にそれでいいのかな?”
と、疑うカが育ってきたということ。
それが、”反抗”という形で出ているだけなのです。
反抗期がない?
自分自身やまわりで、こういう方いませんか?
「我が子は全然反抗期がなかったんです」
「自分、反抗期ってなかったんだよね」
そういう声も聞きますよね。
例えば私自身は、こうでした。
⚪︎感情を出さないタイプ→気を遣いすぎる子。葛藤していても、言葉にできず我慢する。反抗期らしいぶつかりが少なく、静かに自立していく。
ひとりっ子でケンカをするチャンスがなく、自分の感情を表に出す術を学べなかった子ども時代。
反抗することで得られる"安心感”、気持ちを出す"場所”がなかったのです。
このように”反抗期”は、本当に人それぞれ。
良い悪いではなく、それぞれの個性なのです🌱
脳とホルモン
急に体の話?
と思われるかもしれませんが、ちょっとだけお付き合いくださいね😉
私が子育てに悩み、あらゆる書籍を読んでいた頃。思春期・成長期のホルモンと脳の関係を知り、こころが少し救われた経験があるのです✨
《思春期に反抗するのはなぜ?》
*思春期→体だけでなく脳も大きく変化
*扁桃体が発達→感情を司る脳の領域(エンジン役)
*ホルモンバランスの変化→感情や行動に影響
*ホルモン分泌が急激に増加→感情が不安定、ジェットコースター状態
*前頭前野が未発達→理性を司る脳の領域(ブレーキ役、20歳頃に成熟)
つまり思春期の子どもたちは、感情が先行し、コントロールができず、アンバランスな時期なのです。
子どもたち自身も、自分の体とこころの成長に、戸惑っている。
”なぜこんなにイライラするのか?”
”何に腹が立っているのか?”
はっきり言葉で言い表せないのです。
実際、当時の我が子はそう言っていましたし、反抗期が終わった今では、
「そんなこと言ってたっけ?」
と、全く覚えていないのです。
気持ちが爆発している本人がよくわかっていないのですから、親とぶつかるのは自然な流れですよね😊
反抗期という自立の旅
反抗期は、言い換えれば「成長の痛み」
子どもが大人になっていく過程で、避けては通れないものなのです。
でも、親だって、ひとりの人間。感情があるのです。
腹を立ててもいい。
涙が出るときは、こころが頑張りすぎているサイン。
気持ちにフタをしなくて大丈夫です💕
まずは、お父さんお母さん自身が、こころにゆとりを持ちましょう☺️
《私たち親ができること》
*全部受け止めようとしなくて大丈夫
*子どもの怒りの奥にある "本音”に気づこうとしてみる
*適度にそっと距離をとりながら、見守る覚悟をもつ
*いつでも頼っていいんだよ、と伝えつづける
*困ったときに、戻れる居場所をつくっておく
子どもは、反抗しながらも、ちゃんと親のことを見ています。
親を無視しても、避けていても、です。
無言の中でも、親の行動から、
”ちゃんと自分は愛されている”と感じ取っています💗
「親のちょっとしたひと言が、思春期の子どもには何倍にも響く」
"見放されていない”って感じた瞬間から、心は戻ってきます✨
親から一旦離れ、自分を確立し、そしてまた自分の意思で戻ってくる。
それが、反抗期という『自立の旅』なんです🌈
つまり、反抗=拒絶ではなく、親との新しい関係を作ろうとする第一歩🌱
だから、我が子が怒ったり突き放された、と感じても
”この子なりに成長しようとしているんだ”
そう信じて待つことで、見える景色がずいぶんと変わってきますよ☺️✨
タイプ別の対処法
我が子の反抗期がピークのころ、身近なひとから、
「育て方が悪いんじゃないの?」
と言われ、私は心で泣いていました...。
そういう、ありがた〜い助言を言ってくれる方には、
「お出口はあちらです🖐️」
とお返ししましょう❗️もちろん、心の中で😉
ではここで、タイプ別の対処法をいくつかお伝えしますね❣️
反抗期は個性なので、あれこれ試してみることをオススメします🙏
《女の子への対応》
*口数が多く、感情の起伏が激しいタイプ(キレる、物に当たる)
❌「なんなのその態度!親に向かって言うことか!」と真正面からぶつかる
⭕️「言いたいことがあるんだね。まずは深呼吸しよう。それから聞くよ!」
・感情のピークは聞き流す。
・落ち着いたタイミングで、「ちゃんと聞かせて!」と伝える。
⚠️「言いたいことわかってるよ、でもね...」という前置きは逆効果❗️
「うん、そう思ったんだね!」が正解❣️
*無視タイプ(返事なし、目も合わせない)
❌「返事くらいしなさい!」「無視するな!」と怒る
⭕️「今日は話したくない日なのかな?また気が向いたらでいいよ!」
・話したくない気持ちも尊重してあげる。
・食事や洗濯など、"無言でもケアできること”を続ける。
・子どもは、自分が見捨てられていないと安心できる
《男の子への対応》
*あまり多くを語らず、内に抱えるタイプ(急にキレる、物に当たる)
❌「そんなことして何になるの?情けない!」と理屈で押しつける
⭕️「ムカついたんだね。気持ちはわかる。でも物に当たるのは違うよ!」
・感情を "否定せず認める"ことが最優先。
・男の子は特に"理解されたい”気持ちが強い傾向。
・注意するのはあとで。
・冷静になってから「どうしてあんな行動したの?」と一緒に整理をする。
*無視・無言タイプ(自室にこもる、既読スルー)
❌無理やり扉を開けて「いい加減に話しなさい!」と詰める
⭕️「今は話したくないかもしれないけど、何かあったらいつでも言ってね!」
・男の子は「自分の殻にこもる時間」が必要なことも。
・しばらく放っておいても、「あの時のひと言」がちゃんと届いていることがある。
🍀共通して大事なのは、“親が冷静でいること"
子どもが爆発しても、親が感情的にならずに"土台"であることが大切です🌟
”信じてるよ”の姿勢を見せる😌
口に出さずとも、態度で伝える。
「ご飯できてるよ」
「学校のこと、何かあったら言ってね」
子どもを否定せず、受けとめる。肯定する。
あなたなら大丈夫🥰
子どもを信じて、見守ってみましょう✨
いつかは終わる
反抗期は、子どもにとっては、”自分を見つけるための時間”
親にとっては、”信じる力が試される時間”
「手を離しながらも、心はつなぎとめる」
私たち親は、新しい関わり方を学ぶ時期なのです✨
完璧じゃなくていい😌
うまく伝えられない日があったり、言いすぎた日があったり。
あとから「ごめんね」って言えたら、それで充分👍
こころの中の思いは、言葉にして伝えましょう🥰
そうすればいつかきっと、
”うちの子もまた笑ってくれた”
そんな日がおとずれます🌟
誰でもはじめてのことはうまくいかず、悩むことがありますよね。
”自分だってお母さん一年生。親として、成長するチャンスなんだ!”
私はそう思えるようになってから、こころが楽になりました💕
🍀今まさに、反抗期のトンネルの中にいるお父さん、お母さんへ🍀
いつかは終わる反抗期。
ひとりじゃないから大丈夫☺️
私のメッセージが、子育てにちょっぴり疲れている方々の、こころの処方箋になれば嬉しいです💕
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました🙏✨