- 投稿日:2025/07/06
- 更新日:2025/07/06

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要約
野球は“待ち時間”が多いスポーツ。でもその時間こそが勝敗を左右します。仕事や日常にも応用できる「準備力」の正体とは?
学生時代から20年以上プレーしてきた経験をもとに、「準備力」の大切さを考えました。ビジネスマンはもちろん、野球に熱中するお子さんを持つ親御様にも届けば嬉しいです。
野球は不思議なスポーツです。サッカーやバスケットボールのように、プレーが絶え間なく続くわけではありません。実は、試合の大半は「プレーしていない時間」なんです。守備でいえば、打球が飛んでくるのはほんの一瞬。攻撃でも、打席に立つのは順番が回ってきたときだけ。
でも、だからといって“待ち時間”にボーッとしていていいわけではありません。
野球で本当に大事なのは、この「プレーとプレーの間」にどれだけ準備ができているか。これが、勝負を分けると言っても過言ではないのです。
声かけで共有する「次、何が起こるか」
たとえば、守備中の話。ランナー1塁、バッターが送りバントの構えをしたとき、どんなプレーが起きるかを即座に予測する必要があります。
「バント来るぞ!」「1塁アウト優先!」「3塁カバーお願い!」
こんな声が飛び交うのは当たり前。それによって、内野陣やバッテリーは瞬時に動く準備ができる。逆に、誰も声をかけずに各自がバラバラの判断をすると、一瞬の迷いでミスが起き、試合が崩れてしまうこともあります。

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