• 投稿日:2025/07/07
  • 更新日:2025/10/16
人間関係が劇的にラクになる“たった1つの視点”

人間関係が劇的にラクになる“たった1つの視点”

げん@鍼灸柔整師

げん@鍼灸柔整師

この記事は約6分で読めます
要約
気をつかってるのに疲れる。 通じないたびに落ち込む。 それ、人間関係じゃなく“国際問題”かもしれません。 この視点を知れば、人づきあいが劇的にラクになる。

みんな、違う国の人だと思えばうまくいく

はじめに:人間関係に疲れたあなたへ

「ちゃんと話したのに、なんで伝わらないんだろう?」
「なんでこの人、こんなに違うんだろう?」

——そんな風に、誰かとの距離にモヤモヤしたことはありませんか?

人はそれぞれ違う。頭ではわかっていても、
「ちゃんとわかってほしい」「通じ合いたい」と願ってしまうのが人間です。

でも、もしこう考えてみたら——

家庭はひとつの“国家”、親はその“リーダー”

私たちはみな、生まれたときから“ひとつの国”で育ちます。
それが「家庭」という名の国家です。

そこには独自の文化、価値観、ルール(=法律)があり、
親はその国の“リーダー”(大統領や総理大臣)のような存在。
子どもは、その国の“国民”として、「当たり前」や「正しさ」を身につけて育ちます。

けれど——

同じ家庭という“国”で育った兄弟ですら、性格や考え方がまったく違うこともあります。

つまり、たとえ同じ国の出身でも価値観はズレるもの。

なのに、まったく違う“他国”の人とすべてを分かり合えると思ってしまう——

この思い込みこそが、人間関係を苦しくしている原因かもしれません。

だからこそ、

違う国の人だと思えばうまくいくと思うことが

少しラクに生きるための第一歩かもしれません。

学校は“多国籍国家”のような場所

u6981721324_a_multicultural_classroom_with_children_from_diff_945ca775-c3dc-4738-9ee4-099aaab0ab81_3.png学校には、さまざまな家庭(国)で育った子どもたちが集まっています。
日々、言葉や態度を通じて小さな“外交”が行われています。

似たような価値観(法律)で育った子どもとは、自然と仲良くなります。

話し方が似ている

空気感が合う

沈黙が心地いい

これはたまたまではなく、文化の近さからくる安心感です。

逆に、文化がまったく違うと、戸惑いやすれ違いも起こります。
でもそれは、誰かが悪いわけではありません。

友達ができないのは、“国が遠い”だけかもしれない

誰とも合わないと感じると、「自分が変なのかな?」と思ってしまうこともあるでしょう。

でもそれは、あなたの価値が低いからではありません。

世界には、きっとあなたの“国の言葉”が通じる誰かがいます。
その人とは、言葉がいらないほど心地よく、安心できるかもしれません。

焦らず、自分の文化(価値観)を大切にしながら、
少しずつ「通訳なしでも分かり合える誰か」を探していけばいいのです。

成長とともに、人間関係はもっと複雑になる

子どもの頃は、なんとなく「近い国」の友達を直感で見つけられます。

言葉にしなくても通じるような、不思議な安心感。

でも、大人になるとそうはいきません。


職場や社会には、さまざまな“文化圏”の出身者が集まります。

それぞれの価値観やルールが入り混じる中で、一緒に働き、暮らしていくのです。


たとえば——

「報告・相談をまめにするのが信頼」と考える人と、

「いちいち確認せず任せるのが信頼」と考える人が同じチームにいたら?


きっと、どちらかがこう感じる場面が出てきます。


「そんなつもりじゃなかったのに…」

「え?それって普通じゃないの?」


でも、どちらが正しい・間違っているという話ではありません。

ただ、それぞれが“まったく違う文化”で育ってきた、というだけ。

その前提を忘れてしまうと、すれ違いが“人間性の否定”にまで広がってしまいます。

「マナー」や「モラル」は国際条約のようなもの

私たちは外国人に対して、自然と少し寛容になれることがあります。
「文化が違うから仕方ないよね」と、理解しようとする気持ちが生まれるからです。

でも、相手が同じ言語を話す“身近な誰か”だったとき、
その寛容さを忘れてしまうことがあるのではないでしょうか?

私たちが「当たり前」と思っているマナーやモラル。

それも、実は世界共通のものではありません。

あいさつのしかた

感謝や謝罪の伝え方

人との距離感

こうしたルールは、国ごとに違います。

だから、自分の常識が通じないときは、
「この人の国では違う文化なのかも」と受け止めてみる。

それだけで、無用な怒りや悲しみはかなり減るかもしれません。

恋愛や結婚は“国際結婚”

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結婚は、価値観の違う二つの国が手を取り合い、新たな国を築くことです。

最初は魅力だった文化の違いも、
暮らしていく中で摩擦に変わることがあります。

感情の出し方

お金の使い方

家族との関わり方

お互いの母国の法律を押し付け合えば、
やがて“家庭という国”に内戦が起きてしまいます。

ふたりで“新しい国”をつくるということ

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あなたの国でも、わたしの国でもない、
ふたりだけの“新しい国”をつくること。

母国の文化、価値観、ルール(=法律)を押し付けず、持ち寄ること

違いを否定せず、尊重すること

「どんな国にしたいか」を話し合うこと

それが、家庭を持つということなのだと思います。

子どもは、その国の“国民”である

ふたりの間に生まれた子どもは、
その“新しい家庭という国”で育つ“未来の国民”です。

もし、ふたりが自分の法律をぶつけ合ってばかりいれば、
子どもはどちらの国にも属せなくなり、心の居場所を失ってしまいます。

そう迷わせるのではなく、
安心して暮らせる“ひとつの国”をふたりで築くことが、何より大切なのです。

おわりに:人間関係が少しだけラクになる視点

人との関係に悩むことは、心に重たい荷物を背負うようなものです。
そしてその荷物は、やがて体にも不調として現れてしまうことがあります。

私はいつも、こう思っています。

だからこそ、ほんの少しでも気持ちが軽くなる人がいれば、それで十分だと。

お金のことは、リベ大(学長)をはじめ、リベシティ皆さんに頼ってください。
でももし、心が疲れてしまったときは——
どうか、気軽に声をかけてください。

わかり合えないのは当たり前

自分の常識は、相手にとって非常識かもしれない

「この人は、違う国の人なんだ」と思ってみる

そう思えるだけで、少し心がやわらぎます。

——そう考えると、今日すれ違った誰かのことも、
ちょっとだけ許せるかもしれません。

私なりに考えてきたことや、言葉にしてきた視点があります。
もし、気持ちが少しでもラクになるなら、いつでも声をかけてください。
あなたが少しでも、心をゆるめられる場所になれたら。

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げん@鍼灸柔整師

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この記事のレビュー(2
  • 会員ID:Ioxm39c9
    会員ID:Ioxm39c9
    2025/07/08

    面白い視点だなと思いながら読みました。 言われてみれば、外国人には自然と寛容になれたり、配慮していた気がします。 相手を尊重しつつ、自分も大切にできたらいいなと思いました😊

    げん@鍼灸柔整師

    投稿者

    2025/07/08

    にこりんさん、温かいコメントありがとうございます😊 そうなんですよね、外国人相手だと自然に寛容になれること、ありますよね。 自分も大切に、相手も尊重できたら素敵ですね✨

    げん@鍼灸柔整師

    投稿者

  • 会員ID:U8sFTROq
    会員ID:U8sFTROq
    2025/07/07

    職場での人間関係に悩んでいます。気にしないマインドを身に付けたいけど、なかなか難しくて。ありがとうございます!

    げん@鍼灸柔整師

    投稿者

    2025/07/07

    よっこいしょーいちさん、コメントありがとうございます! 気にしないマインドを持つための、ちょっとした補助になればうれしいです。共に少しずつ整えていきましょう☺️

    げん@鍼灸柔整師

    投稿者