- 投稿日:2025/07/09
- 更新日:2025/12/31
小学生にもわかるように、株の4つの指標「PER・PBR・ROE・ROA」とバランスシートについて再度、説明しますね!
株の4つの指標(しひょう)ってなあに?
株の指標というのは、会社がどれくらいすごいか、どれくらいお得かを知るための「物差し」みたいなものです。おもちゃ屋さんで、どれがおもしろいおもちゃか、どれがお得なおもちゃかを選ぶときに、いろいろなことを考えるのと一緒だよ。
PER(ピーイーアール):「人気度」の物差し
PERは、「株価収益率(かぶかしゅうえきりつ)」といって、その会社の株がどれくらい人気があるか、そして、会社がどれくらい頑張って利益を出しているか、というのを見る物差しだよ。例えるなら、人気のお菓子「チョコチップクッキー」を考えてみて。1枚のチョコチップクッキーを作るのに、お店は10円の利益を出しています。でも、お店が「このクッキー、100円でどう?」って言っています。このとき、PERは「100円 ÷ 10円 = 10倍」になります。もし、別のクッキーが「1枚の利益は10円だけど、200円で売ってるよ!」と言っていたら、PERは「200円 ÷ 10円 = 20倍」だね。PERが低い(倍率が小さい)ほど、「利益に対して株がお得だよ」って言えることが多いんだ。でも、人気がある会社はPERが高くなることもあるよ。
PBR(ピービーアール):「お宝度」の物差し
PBRは、「株価純資産倍率(かぶかじゅんしさんばいりつ)」といって、会社が持っている「お宝」(建物とか機械とか、お金とか)と比べて、株の値段がどれくらいお得かを見る物差しだよ。例えるなら、キミがおもちゃ箱を持っているとしよう。おもちゃ箱の中には、プラレールやリカちゃん人形、ぬいぐるみなど、全部で1万円分の「お宝」が入っています。もし、このおもちゃ箱が「5千円で売ってるよ!」と言っていたら、PBRは「5千円 ÷ 1万円 = 0.5倍」だね。でも、「2万円で売ってるよ!」と言っていたら、PBRは「2万円 ÷ 1万円 = 2倍」になる。PBRが低い(1倍より小さい)ほど、「会社の持っているお宝と比べて、株の値段がお得だよ」って言えることが多いんだ。
ROE(アールオーイー):「頑張り度(じぶんのお金でどれだけ稼いだか)」の物差し
ROEは、「自己資本利益率(じこしほんりえきりつ)」といって、会社が自分のお金(株主さんが会社に出してくれたお金)を使って、どれだけ上手に利益を稼げたかを見る物差しだよ。例えるなら、キミがお小遣いをもらったとしよう。おばあちゃんから1000円のお小遣いをもらいました(これが「自分のお金」)。その1000円を使って、ガチャガチャを回したら、レアなフィギュアが出てきて、それを友達に2000円で売って、1000円の利益が出ました。このとき、ROEは「1000円(利益) ÷ 1000円(自分のお金) × 100 = 100%」になるね。ROEが高いほど、「会社は自分のお金を上手に使って、たくさん利益を稼いでいるよ」って言えるんだ。
ROA(アールオーエー):「頑張り度(ぜんぶのお金でどれだけ稼いだか)」の物差し
ROAは、「総資産利益率(そうしさんりえきりつ)」といって、会社が持っている全部のお金(自分のお金も、借りたお金も全部)を使って、どれだけ上手に利益を稼げたかを見る物差しだよ。例えるなら、キミがお店屋さんをするとしよう。お父さんから1000円、お母さんから500円借りて、自分のお小遣い500円を足して、合計2000円で仕入れをしました(これが「全部のお金」)。その2000円で仕入れたお菓子を売って、全部で500円の利益が出ました。このとき、ROAは「500円(利益) ÷ 2000円(全部のお金) × 100 = 25%」になるね。ROEと似ているけれど、ROAは「借りたお金」も含めて会社全体でどれだけ効率よく稼げたかを見るんだ。ROAが高いほど、「会社は全体のお金を上手に使って、たくさん利益を稼いでいるよ」って言えるんだ。
バランスシートってなあに?
バランスシートは、「貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)」とも呼ばれて、会社の「お財布の中身」を写真に撮ったもの、と考えてみてね。お財布には、お金が入っているけど、それはどこから来たお金なのか、何に使われているのか、が分かるようになっているのがバランスシートだよ。バランスシートは、大きく分けて左側と右側に分かれているんだ。そして、左側と右側の合計は、必ず同じになるように作られているよ。だから、「バランス」シートって言うんだね!左側:【使い道】会社が何を持っているか(資産)左側は、会社が持っている「お宝」や「財産」のことだよ。これを「資産(しさん)」って呼ぶんだ。例えば、こんなものがあるよ。現金(げんきん):会社が持っているお金そのもの。建物(たてもの):会社が使っているビルや工場。機械(きかい):物を作るための機械。商品(しょうひん):これから売るための品物。「会社が持っているもの」が書いてあるんだね。右側:【どこから来たお金か】そのお宝はどこから来たの?右側は、左側の「資産」が、どこから来たお金で手に入れたものなのか、というのを示しているんだ。大きく分けて2つの種類があるよ。負債(ふさい):借りてきたお金これは、会社が「いつか返さなきゃいけないお金」のこと。お友達からお金を借りるのと同じだね。例えば、こんなものがあるよ。銀行からの借金(ぎんこうからのしゃっきん):銀行から借りたお金。仕入れ代金(しいれだいきん):まだ払っていない、材料などを買ったお金。「誰かに借りているお金」だね。純資産(じゅんしさん):自分のお金これは、会社が「返さなくていい自分のお金」のこと。主に、株主さんから会社に出してもらったお金や、会社が今まで頑張って稼いできた利益を貯めておいたお金だよ。例えば、こんなものがあるよ。株主さんからのお金(かぶぬしさんからのおかね):会社を始める時に、株主さんが「頑張ってね!」って出してくれたお金。会社の貯金(かいしゃのちょきん):会社が今まで稼いできた利益の中から、会社の中に貯めておいたお金。「自分たちで持っているお金」だね。つまり、バランスシートは、【左側】会社が持っているもの(資産) = 【右側】借りたお金(負債) + 自分のお金(純資産)という風になっているんだ。このバランスシートを見れば、その会社がどれくらい借金があるのか、自分のお金がたくさんあるのか、がわかるので、会社がしっかりしているかどうかを知ることができるんだよ。これで、株の指標とバランスシートについて、少しはわかったかな? 難しい言葉も多いけど、それぞれ「会社の元気度」や「会社のお財布の中身」を知るための大切な情報なんだよ。