- 投稿日:2025/07/24
- 更新日:2025/10/02

・はじめに
「何か趣味を見つけたいけど、何が向いてるかわからない」
「どうせなら、趣味が収入にもつながると嬉しい」
そんな風に感じている方に、少しでも参考になればと思い、僕が社交ダンスを選んだきっかけと、その後の変化について書いてみました。
なぜ「何か始めよう」と思ったのか
ゲームや料理が好きだったものの、
「人に自信を持って語れるほど好き!」とは言い切れず…。
ただ節約する毎日に、どこか満たされないものを感じていました。
そんな時、会社の業績が低迷し、残業もボーナスもほぼゼロ。
生活費がじわじわ減っていく中で、ふと思ったのです。
・「このまま節約だけしてても、何も変わらない」
・「この状況を変えるには、何かを始めなきゃ」
向いてることを探すためにやったこと
自分に向いてることって、意外と自分ではわからないものです。
そこで僕は、「これまでの自分」を振り返ってみました。
🔍 自分を振り返って気づいたこと
・食べるのが好き → 自炊していたけど体重が増えやすい
・喋りが苦手 → でも人との交流は好き
・1人の趣味は続かない → 道具を買って満足して終わる
・運動が得意ではない → でも唯一楽しかったのはダンスの経験(高校のイベント)
自分に合う趣味の条件が見えてきた
こうやって整理していくと、自分が求める「趣味の条件」がはっきりしてきました。
✅ 僕が求めた“趣味の条件”
・運動不足を解消できる
・誰かと一緒にできる(1人では続かない)
・喋らなくても関われる(会話が苦手)
・年齢を問わずできる(長く続けられる)
・自分の成長が目に見える(やりがい)
そして、社交ダンスと出会った
そんな中、たまたま見た漫画「背すじをピンと!」をきっかけに、
「若い人も社交ダンスをしてるんだ」と興味を持ちました。
しかも、おばあちゃんがやっていた記憶もあり、
「社交ダンスなら年配の方とも関われるし、自分に合ってるかも?」と感じました。
そして実際に始めてみると、驚くほど自分にフィットしたのです。
趣味から始まり、人生が動き出した
初めての競技会は緊張で手も口も乾くほど。
でも、まさかの準優勝。
運動で表彰されたのは初めてで、感動して泣いてしまいました。
その後も楽しみながら練習を続け、
「頑張ってるね」と声をかけてもらえる機会も増えました。
「頑張ってる」というより、楽しいから続いているという感覚でした。
自分を持つことで、周囲との関係も変化
ダンスをするようになってから、
「自分を持っている人」として見られることが増え、
嫌なことを言う人とは自然と距離を取れるようにもなりました。
そしてある日、先生のSNSをきっかけに久しぶりにログインしたら、
昔の職場仲間から連絡がきて、やり取りをするうちに、今の奥さんと出会いました。
趣味から仕事へ
あるパーティーで、ダンスを始めたばかりの方がデモンストレーションに出演されているのを見かけました。まだ習いたてで、十分に踊りとして形になっていない状態だったのですが、それでも一生懸命に踊っている姿に、強く心を動かされました。
同時に、「自分だったら、もっと安心して臨めるようにサポートしたいな」と思ったことがきっかけで、人に教えるという道を意識するようになりました。
それから数ヶ月、僕が指導する中で、2人は競技会にも出場するようになり、楽しそうに踊る姿を見て「先生っていいな」と思い、ダンスを仕事にしようと決意しました。
今は、ひとりは僕の生徒でありパートナー、もうひとりは別の先生のもとで頑張っています。2人で踊る機会は少なくなってしまいましたが、今でも一緒に踊っている姿を見ると、あの頃の気持ちを思い出します。
まとめ:自分を知ることで道は見えてくる
僕の場合は社交ダンスでしたが、
何かを見つけるためには、まず自分を知ることが大切だと思います。
🌱 趣味や稼ぎ方を見つけるヒント
・今の生活にモヤモヤしていないか?
・自分の好きなこと・苦手なことは何か?
・過去の楽しかった記憶にヒントはないか?
・「続けられそうな理由」はどこにあるか?
そうして見つけたものが、
たとえ最初は趣味でも、人生の転機になる可能性があります。
僕も、まさかダンスが「趣味」で終わらず、「仕事」にもつながるとは思いませんでした。
でも、あのとき一歩を踏み出して本当に良かったと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この文章が、どなたかの背中をそっと押すきっかけになれたら嬉しいです。