- 投稿日:2025/07/18
- 更新日:2025/10/10
📌 はじめに
スプレッドシートで管理している数値や状態。 その内容が変わったタイミングでLINE通知が届いたら便利だと思ったこと、ありませんか?📱💡
このテンプレートを使えば、指定したセルが更新された瞬間に、LINE通知が自動で送信される仕組みを簡単に導入できます。 しかも、初心者でも安心して使えるように、
設定ミスを防ぐチェック機能
事前プレビュー付きの設定画面
テスト通知で即確認できるボタン付き
など、使いやすさを追求しています。この記事では、導入から設定方法、応用アイデアまで、順を追ってご紹介します😊
📦 このテンプレートでできること
✅ 指定したセルの値が変化するとLINEに通知が届く
✅ 通知先(ID)やメッセージ内容は自由に設定可能
✅ セルの値をプレビュー表示しながら安心して設定できる
✅ 時間トリガーで自動監視(例:5分ごとにチェック)
📐 利用に必要なもの
・Google スプレッドシート(テンプレートをコピーして使えます)
・Google Apps Script(コードは組み込まれているので編集不要)
・LINE Messaging API(LINE Developers でチャネルを作成)
💬 LINE Messaging API の設定手順(初心者向け)
🥇 ① LINE Developersにログインしよう
LINEのアカウントでログインしてください。

メールアドレスとパスワードでログインするか
QRコードでログインしてください!

名前やメールアドレスを入力して「アカウント作成」
🥈 ② プロバイダーを新しく作成しよう

・「プロバイダーを作成」ボタンをクリック
・好きな名前を入力(例:「通知テスト用」など)
・作成後、そのプロバイダーが選択されます
💡 名前は後から変更できるので、気軽に付けてOK!
🥉 ③ チャネルを作成しよう(Messaging API)
「チャネルを作成」→「Messaging API」を選ぶ

以下の項目を入力します:
「LINE公式アカウントを作成する」→「SMS認証を行う」をクリック
電話番号を入力→「SMSを送信」→認証番号入力→「確認」→「サービスに戻る」をクリック
アカウント情報入力
アカウント名(例:「セル通知ボット」)
メールアドレス(LINEからの通知が届きます)
必須項目をうめましょう!
利用規約に同意して「確認」
入力内容確認→を「完了」クリックで進めましょう

🎉 これで「LINE通知を送る準備箱」が完成です!
🧑💻 ④ アクセストークンとLINEのUID(ユーザーID)を取得
通知を送るための合言葉「チャネルアクセストークン」を取得します。
「LINE Official Account Managerへ」
→情報利用に関する同意についてを確認し「同意」をクリック
→LINEヤフーグループへの情報提供に関する個別規約への同意についてを確認し「同意」をクリック
チャネルホームの右上の「設定」をクリック

左側のメニューの「Messaging API」→「Messaging APIを利用する」をクリック
先ほど作成したプロバイダーを選択して「同意する」をクリック
プライバシーポリシーと利用規約は任意で設定できます。
とりあえず空白のまま「OK」でも大丈夫!
確認画面でもう一度「OK」
「LINE Developersコンソール」をクリック
作成したチャンネルをクリック
「Messaging API設定」をクリック
タブへ移動
下の方にある「チャネルアクセストークン(長期)」の[発行]ボタンをクリック
表示されたトークンをコピーします✂️(後ほどスプレッドシート側の通知設定画面に貼り付けます)
LINEのUID(ユーザーID)の取得方法
「チャンネル基本設定」タブ選択選択して下の方にスクロール

「あなたのユーザーID」をコピーします✂️(後ほどスプレッドシート側の通知設定画面に貼り付けます)
📁 スプレッドシートテンプレートの使い方
①テンプレートをコピー

✅② 通知先の設定(アクセストークン+UID)
LINE通知を送るには「誰に」「どのBotから」送るかを指定する必要があるんや。 この画面では、LINE Developersで取得したアクセストークンと、通知を受け取るユーザーのUID(Uで始まる英数字)を登録!
✅ 1. メニューを開こう
スプレッドシートを開いたら、画面上部にある 「LINE通知設定」メニュー → 「通知先を設定」 をクリック!

✍️ 2. アクセストークンとIDを入力
LINE Developersで発行した「チャネルアクセストークン(長期)」と「ユーザーID」を貼り付けます。 そのまま[保存する]を押せば、登録されます。

🔒 保存先はスクリプトプロパティなので、安全&非表示!
💡 トークンを変更したい時は?
再入力でOK! 新しい内容に上書き保存されます。
✏️③ 通知メッセージの設定
ここでは、通知時に送られるLINEメッセージを自由に入力できます📩
例:
「在庫が少なくなっています!」
「注文ステータスが更新されました」
「値が変わりました→確認してください」
🔥これが送信時にLINEで表示される本文やから、業務に合わせてカスタマイズし可能です!
✅ 操作手順
スプレッドシートのメニュー「LINE通知設定」→「通知メッセージを設定」をクリック
ーーー👇️初回のみ👇️ーーー
🔐 初回実行時の認証について(重要ポイント)
このテンプレートでは、スクリプトからLINEのAPIを使って通知を送るため、外部サービスアクセスの認証が必要になります。初回のみ、以下のようなプロンプトが表示されます:
✅ 認証の流れダイアログを開くと、Google Apps Script が初回実行として認証を求めます
「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示されることがあります → 左下にある「詳細」→「プロジェクト名(安全ではないページ)に移動」を選択
Googleアカウントでログイン → 「許可」をクリック → これで通知処理が有効になります!
🧩 補足アドバイス
認証は一度許可すれば、次回以降は不要です
複数ユーザーで使う場合は、それぞれのGoogleアカウントで一度認証が必要です
このステップをスキップすると、通知が実行されません!動かない時はまずここをチェックしてください
上記の説明でわからない方はスノウさんのノウハウ図書館の記事
「GAS実行時の認証方法を紹介[初回実行時に必要な手順がわかる]」
がわかりやすいので参考に進めてみてください!
ーーー☝️初回のみ☝️ーーー
表示されたダイアログに、LINEで受け取りたい文言を入力 例:在庫が更新されました!
[保存する]を押すと、設定が反映されます🎉

✏️ このメッセージは、セルが変化したときにLINE通知として送信されます!
💡 変更したいときは?
同じ「通知メッセージを設定」メニューから再入力すれば、上書き保存されます。
📋④ 通知セル&シートの設定(プレビュー付きで安心!)
ここがこのテンプレの神機能〜!
対象シートとセル(例:在庫管理の「B2」)を選択
入力内容に応じて「現在の値」と「背景色」が表示されるプレビュー付き👀✨
初心者でも安心して設定できるように、セルアドレス形式チェック&表示ミス防止あり!
💡後から間違いに気づいても簡単に修正できるし、設定ミスもグッと減らせます!
✅ 操作手順
メニュー「LINE通知設定」→「通知セル&シートを設定」をクリック
表示されたダイアログで以下を入力:
📋 シート名:プルダウンから選ぶだけ(例:「シート1」)
🔢 セルアドレス:A1形式で入力(例:「B2」「C10」など)

[保存する]ボタンを押すと、設定が反映されます🎉
⚠️ 入力時の注意点
セルアドレスは「A1形式」で入力してください ✅ B2、C10 など ❌ B、2、B02 はエラーになります!
入力形式が間違っていると、警告表示が出て保存できません
この設定により、「シート1のA1セルが変更されたらLINE通知を送る」といった動作が可能になります!📲✨
📋 設定状況の確認機能について
「今どんな設定をしていたっけ?」 「通知先やメッセージ、対象セルは登録されてるかな?」
そんな疑問を解消できるのが、設定状況確認画面です!
🔍 📋 設定状況の確認&テスト通知
メニュー「LINE通知設定」→ 「現在の設定を確認」
画面では、アクセストークン・UID・通知メッセージ・監視セルの状況を一覧で表示。
さらに、確認画面の下部には「テスト通知」ボタンがあるので、ワンクリックで現在の設定に基づいた通知テストが行えます!

通知内容には、メッセージ・対象セル・その値が含まれており、すぐにLINEで確認できるので安心です。
「未設定」の項目はわかりやすく表示されるので、あとで何を入力すればいいかもすぐに確認できます。

🧾 プレビュー付きUIに加えて、こうした“設定の見える化”もされているのが、このテンプレートの安心ポイントです!
🕒⑤ スクリプトエディタでトリガー設定(時間ベース)
通知を自動化するためには、時間トリガーを使って定期的にセルをチェックする必要があります⏰
例えば:
5分おきに checkCellUpdate(e) 関数を実行
セルの値が前回と違ってたら LINE通知を送信!
値はプロパティで記録 → 次回比較できるようになってます🧠
「拡張機能」→「Apps Script」をクリック

⏰ 設定方法
- スクリプトエディタを開く
- 時計マーク → トリガー追加
- 関数名:`checkCellUpdate`
- イベントの種類:**時間主導型** → 「5分おき」などに設定
これで定期的にセルの値をチェックして、変化したらLINE通知が飛ぶようになります!


🎉 完了!
これで準備はぜーんぶ整った! あとは、通知対象のセルの値を変更したら…ピロンっとLINEに通知が届く🎊 業務アラート、在庫監視、売上チェックなどに即使えます!
🚀 応用例のご紹介
今回紹介した通知テンプレートは、いろんな場面で応用できます! たとえば…
売上が一定金額を超えたら通知
在庫がゼロになったらアラート
セルが複数更新されたときにまとめて通知
曜日や時間ごとの定期通知
💬 お問い合わせ・カスタマイズ相談
「こういう通知を作りたい」 「このテンプレをもっと自分用に改造したい」
という方は、ぜひコメント欄などからご連絡ください! できる範囲でお手伝いさせていただきます😊
🎁 まとめ
このテンプレートがあれば、業務に役立つLINE通知を誰でも簡単に導入できます! 設定はスプレッドシート上で行えるので、コードが苦手な方でもすぐに使えます。
ぜひご活用ください📬✨