- 投稿日:2025/07/19
- 更新日:2025/09/29

近年、SNSでよく見かける“金融系インフルエンサー(フィンフルエンサー)”が発信する投資情報を信じた結果、詐欺に遭うケースが急増しています。「○○万円がすぐに稼げる!」「初心者でも簡単に資産運用」などの甘い言葉に潜む危険性とは? 本記事では、フィンフルエンサー詐欺の手口・見分け方・対策法をわかりやすく解説します。
【1】フィンフルエンサー詐欺とは?
「フィンフルエンサー」とは、“金融”と“インフルエンサー”を組み合わせた造語で、SNSで投資や副業、資産運用などの情報を発信する人のことを指します。
しかし中には、金融の専門知識が乏しいにも関わらず、高額な情報商材や詐欺的な投資案件を紹介する悪質な人物も存在します。
このようなフィンフルエンサーを信じてしまい、お金を失う被害が後を絶ちません。
【2】よくある詐欺の手口
以下のような投稿や誘導があれば要注意です。
・「初心者でも100万円稼げた」とSNSで成果アピール
・「LINE登録すれば特別なノウハウを無料で配布」
・「私もこの情報で人生が変わった!詳しくはDMして」
・投資先(仮想通貨やFXなど)を紹介し、高額の初期費用を請求
・登録後、運営者と連絡が取れなくなる
一見、信頼できるように見えても、偽装された収益報告・口コミ・フォロワー数で信用させる手口が多く、素人では見抜けないことも。
【3】騙されやすい人の特徴
フィンフルエンサー詐欺に遭いやすい人には以下のような傾向があります。
・投資初心者で知識が少ない
・「簡単に稼ぎたい」という気持ちが強い
・SNS上の「リアルな成功体験」に弱い
・金融リテラシーが低い
「フォロワーが多い=信頼できる」と勘違いしないよう注意が必要です。
【4】信頼できる情報と詐欺の見分け方
本物と詐欺のフィンフルエンサーを見分けるためには難しいです。
フォロアー数や利益など数字を意図的に改ざんして増やしてるため。
信じれる人は…
学長🦁ですね‼
【5】被害に遭わないための予防策
・SNSで投資情報をうのみにしない
・少しでも怪しいと感じたらスクショをとって相談する(国民生活センター等)
・金融庁登録業者であるか確認する
・第三者のレビューや実績を複数確認する
・身近な人に相談することを習慣づける
【6】もし騙されてしまったら
被害に気づいたら、すぐに以下の行動をとりましょう。
・LINE・DMなどのやりとりを保存
・消費生活センターや弁護士に相談
・警察に被害届を出す
・クレジット決済なら即時停止の手続き
【まとめ】“甘い言葉”の裏にあるリスクを忘れずに
「誰でも簡単に稼げる」「人生が変わる」そんな投稿を見たときこそ、一呼吸おいて考えましょう。
フィンフルエンサー詐欺は巧妙化しており、善意の人ほど騙されやすいという落とし穴があります。SNS時代のいま、自分と大切なお金を守るためにも、正しい知識と冷静な判断が欠かせません。