- 投稿日:2025/07/26
- 更新日:2025/07/26

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要約
「雨漏りなし」で売買成立した、投資目的の築42年戸建。現状有姿・免責特約付き契約だが、入居者の一言で隠れた雨漏りが発覚!売主は知りつつ黙秘、仲介は確認不足。あなたが裁判官なら、この取引をどう判断しますか?契約解除か損害賠償か、判決の行方は?
こんにちは。
不動産業界歴20年以上、東北で現役の不動産屋として日々活動しているパパッパです。
今回は、実際の裁判例をもとに構成した“再現ドラマ”をお届けします。
あなたには、この物語の最後で「裁判官の目線」で判断していただきます。
登場人物たちの行動や言動、果たして正しかったのか?
「あなたなら、どう判断しますか?」
🧩登場人物の関係性
物件を購入した買主、売却した売主、そこに住む入居者。
さらに、売主・買主それぞれの立場についた2名の仲介業者――。
それぞれの思惑が交錯する中、やがて契約は思わぬトラブルへと変貌していきます。
📆全体の流れ
第1話|初めての投資チャンス
都内在住の会社員・早川譲、43歳。仕事も安定し、家族の将来を見据えて「不動産投資」を決意した。…
ただし、都心は価格が高く、初めての投資には手が出しづらい。狙いは地方の築古物件だ。
ある日、ネットで問い合わせた物件の紹介を受ける。対応したのは、リラブエステートの吉田だった。

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