- 投稿日:2025/07/26
- 更新日:2025/09/30

こんにちは。記事を開いてくださりありがとうございます。
私は過去、様々な福祉現場で、障害児を含む子どもたちと関わる仕事をしてまいりました。
その中で、防災士という立場でもあるため施設の危機管理にも携わってまいりました。
今回は、「お金があっても、体という資本がなければ意味がない!」「子どもたちには、今から自分を大切にすること・身を守ることの大切さを知ってもらいたい」ということで、自身を守る行動のうち「子どもの防災教育」という観点からお話します。
子どもに携わる仕事をされている方々、そして子育て中の方々にとって、何かヒントになることがあれば幸いです。
なお、私が書く記事なので敢えて触れておきますが、お子さんの障害の有無は関係ございません!
私の妹も、私や親が防災に関する活動をしているのを見てきた中で防災に興味を持ち始め、避難リュックの場所や中身を把握したり、地震発生時に避難路を確保(ドアの開放)したりするようになりました。
サンプル数1ではございますが、前置きとしてお伝えさせていただきました。
間違った/押し付けの防災教育、していませんか?
ドキッとさせてしまう見出しでしたらごめんなさい💦
福祉現場や教育現場で、避難訓練等の形で行われている防災教育。
ただ、これは実施側の主観や経験則に基づいて行われることが多いのも事実なんです。
どれほど大きい地震が来たとしても、どんな場所にいたとしても、机の下に潜った方が良いと考えている方、いらっしゃいませんか?(笑)
正しい知識を身に付け、子どもたちに教えるのは当然大人の役目です。
ただ、大人がいつまでも傍について、子どもたちにあれこれ教え続けることはできないですよね。
何より、防災においては日々情報が更新されているため、専門家でない多忙な大人が防災の新しく、膨大な知識を追い続けるというのは、なかなか難しいと思います。
あと、防災教育が大人の押し付けになっているケースも珍しくありません。
皆さんの子ども時代、避難訓練で校庭に集まった際、砂いじりをしているお友達を見かけたことはありませんか?
あのような姿は、「意識が低い」というより「なぜ防災訓練をするのか理解できていない(理由が分からない)」「当事者意識を持てていない」と表現する方が近いと思います。
そこで、何で行うのか理由を説明し、当事者意識を持てるようにしてあげるのは、大人の役目だと考えています。
余談ですが、大人の方でも防災訓練や安全対策を軽視されている方を見かけます。
(正常性バイアスが働いているのもあるのでしょうかね…?)
とにかく、大人の皆さんもご自身を大切にされてくださいね!
良い教材があるなら使ってしまおう!
防災に限ったことではないですが、変化の多いご時世だからこそ、子どもたちには自ら興味を持ち、情報を集め、試行錯誤しながら実践する力を身に付けていってもらいたいと私は考えます。
皆さんはいかがでしょうか?
もし賛同してくださるのであれば、ぜひこのまま続きをご覧ください!
子どもたちが興味を持つか持てないかの分かれ道は、「楽しい/楽しそう」と思えるかどうかです。
防災に義務感を抱くことなく、身近に触れる機会は色々あると思います。
・自治体主催の防災スタンプラリー
・そなエリア(お台場)のような体験型パーク
・防災カルタ
どれも素敵な媒体です。
ただ、これらと異なり、「一人でできる遊び」と「防災」を組み合わせた素敵商品があるんです!
それが、そなえる.com様のMy絆BOXです!
※念のためお伝えしておきますが、この企業様の回し者では断じてないですよ?(笑)
このBOXは避難バッグなのですが、外見からお話すると、通常の塗り絵になっている物、中に入れる防災グッズの一例が塗り絵になっている物、無地・ドット柄(避難場所までの地図を描けます)の物、なじみやすい柄の物と様々です。
中身の話にいきますと、防災グッズリストは付いているのですが、家族で話しながらご家庭ごとにカスタマイズできるようにチェックリスト化されています。
大人も子どもも、楽しくコミュニケーションを取りながら防災を考える・学ぶきっかけとなりそうですね。
乳幼児さんでも、災害や避難の概念が難しくとも、今から防災に触れられる機会としてこの商品を提供しても早すぎないと思います。
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よくこういうことをお話すると、「いや、うちの子にはまだ早いんじゃない?」「やらせても分かんないですよ」と言われることがたまにあります。
そういう時は、反対にこう伺っています。
「では、何歳何か月ごろになったら分かると思われますか?」
文字にするととっても意地悪に見えますね😓
小学生が言う「それは何時何分何秒、地球が何回回った時ですかー?」に近いニュアンスと捉えられてしまうかもしれません(笑)
でもそんなつもりは無く、結果的に何を言いたいかというと「興味を持ったら、それが教育の始め時ですよ」ということなんです。
性教育でも、似たようなことを専門家の方に教えていただいたことがございます。
子どもが折角持った興味を大切にしてあげたいですし、興味を持つことと出会える環境作りをしてあげられたら、子どもの世界はどんどん広がっていくと思います!
さいごに
防災という世界は、あまりにも広大です。
ぜひ、お子さんやご家族と楽しみながら色々考え、調べてみてください。
これからも、皆さんのご家族や皆さん自身のお手伝いができるような投稿を続けたいと思っております。
そちらの記事でもお会いできることを、心待ちにしております。
どうか、本日もご自愛くださいませ。